いのちひとつともに
空がしらみ、明るくなってきた夏の朝、早くも蝉が賑やかに鳴いています。
昨日の迎賓館コンサートを、まことにありがとうございました。初めの一音から胸に飛び込むように響き、別次元の力が注がれました。ぜんぶお聴きできたわけではないですが、音の空間とひとつに苦しい胸がとけていき、先生がおられ、この音があるので生きていける、と深く身にしみました。
ここ数日、必死にもがき、乗り越えていく一日一日でした。心折れそうになっても、先生、高麗さんがおられ、自分にはやらなければいけないことがあると考えると、道がみえてくるのです。おおいなる存在、おおいなる力によって生かされ、生きていると感じずにはおれません。
高麗さんとえりかさんのお姿、メッセージ、虹のお話を拝見し、そして迎賓館での先生のお話を受けとめ、世界中がたいへんな状況の中、子どもたちが生きられる世界をつくるためにはたらく気持ち、ただそれだけは揺るぎなくあります。
8月に入ってから、これまでの自分の人生はおわったのだと感じています。 いまは、いのちひとつにともに、あらたに皆で生きられる道を、全力で考え、動いてきます。
先生 高麗さん
まことにありがとうございます。
天田敬子