KEIKO KOMA Webサロン

いのちの力と産声


府中ウィーンホールのコンサートにて今日は昨日と違い体内に痛みはなくずっと目を瞑り演奏を聴かせていただきました。最初は体内を感じようとする意識が働きましたが、1部の途中から全体としての空間のなかで生きることこそ健やかに生きられ、体内の端々に気をとられ気をつけても部分でしかなく、光りある明るい空間のなかで伸びやかに生きればいいといきつきました。
2部はずっとこの音のなかで生き続けたいと最後の最後までいのちが欲し躍動感のなかにあり続けました。いのちそのものとさえ感じる音は厳しければ厳しいほどいのちは元気になり真実は此処にあり続けると感じ涙が滲みました。悲しいとか感動の涙ではなく、いのちの要求の真実に出会えた涙でした。コロナだからと言ってじっとしていられる生命ではなく、激しい変化のなかでこそ生きるエネルギーが湧き出でる2部の経験はひとつも休むことなく向かっていきたいエネルギーこそ本当はいのちが欲しているとわかる経験でした。どこにも眠さはかけらもなく、生命全開のエネルギーのなかにあり続けることはいのち全てが生きる世界でした。それに比べて今の自分の日常はエネルギーを怒りで爆発発散させているようなもの。枝葉のようなことをやって気を紛らしても発露ではないとわかります。ここまでで終わりかと思ったら、最後の最後、いだきと共に生きる生命は全体と一つ。命が生まれ出る産道をくぐり抜け生命が生まれ出たように言葉が一つになりました。

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結工房にて
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結工房の一日
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新しい空気