いのちのひかり
「いのちのはじまりの光」とお聞きし、なんだか今日は父の光を想ってしまいました。母の光も想いました。田舎の土地の光景、人々の「くらし」の光、尾張という知らない古代史も想われます。第二次大戦の10年にわたる外地従軍のすえに、捕虜になって、故国に帰った父、 新しいいのちつながれ 生まれたわたし。光はただただ喜び。喜びに輝き、互いに喜び合うことを願いましたけれど この世の現実の中で、光がわからなくなって わからないことも認識できない状態でした。
2部の演奏をお聞きしているうちに、ふと戦場のように混乱し ああなればいいこうなればいいとかいうような願望も全部吹っ飛んでしまい ただもう 呆然とする中での祈りの状態になりました。地の底から 人類のいのり すべての生命、地球生命 宇宙まで含めての おおきないのり 一つになる心地でした。
混乱の極みを突き抜けて 新しいいのち 美しいひかり 未来に紡がれますように。
先生と晴美様が、何十年も前に このままじゃ日本はダメになると 未来のために 共に生きることを決めてくださった広瀬川のきらめきが浮かびました。
全ては未来のために。
全身全霊でお尽くしくださる御方ありますことの尊さ。
ありがとうございます。