KEIKO KOMA Webサロン

あ~抜けた。


コンサート、ありがとうございました。
終えて思ったことを一言で表現すれば、タイトルに書いたように「ああああ、抜けてスッキリ」

最中、頭が縄で締め付けられるように感覚が鈍くなってきたので、にひたすら叫んでいました。「息苦しい、息苦しい」と。自分では洗脳から解けたかなと思っていましたが、まだ上下関係に拘っていたり、自由に表現できていなくて苦しい場面が多々浮かびました。
もういっそのことその拘りを持っていることも含めて隠さずに出してしまった方が楽なように思えます。「私は偉人でも何でもないですが、それでも何かしら伝えようとするのは間違っていますか?それを持ち続けないといけないですか?それをあなたの前では手放していいですか」と。
表現の受け皿となってくれる方も欲しいです。理想は万人に同じように表現できればよいのですが、まったく伝わらない相手にばかり時間と手間をかけても苦しくなるばかりです。人間に限らず、仕事もそうかもしれません。年齢などの外的要因ばかり気にするのではなく、内面を受け容れてくれる仕事。

今日はコンサートの直前に、内面と自己の一致の試みの一つとして、貴船神社と鞍馬の山に登ってきました。(おかげでコンサート前にすでにヘトヘトでしたが。それなのにコンサートの最中眠くならなかったのはよかった)
山の登りかたを今までと少し変えて、一気呵成に登りきろうとするのではなく、ところどころ休みながら空気や空間を楽しみながら登りました。とても気持ちがよく元気が出て、「ああ、苦しいだけだと続かないものだったんだ
な」と思いました。

ご神木や文化財の毘沙門天三尊立像、そしてその空間に注ぐエネルギーをゆっくりと身に浴びるのは最高の贅沢でした。とにかく、頭で考えるのではなく、行きたくなったら行く、歩きたくなったら行く、ということを繰り返しやっています。心なしか、今までよくわからなかったご神木や仏像の雄々しかったり生々しかったりするエネルギーが身に飛び込んで感じられたような。コンサートも、一音一音の響きが明確な区別を持って聴こえるようになった、、、ような気がする、、、いや、気だけでなくそうだったのだろう。

明日は迎賓館のコンサート。こちらも楽しみですが、今日のコンサートは本当にありがとうございました。とても素晴らしい音を堪能させて頂きました。

中川秀之
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結工房にて
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大津市旧大津公会堂にて-4
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パリ・日本館にて