ありがとうございます
1月6日三鷹市公会堂光のホールのいだきしん先生のコンサートに母と共に参加させていただきました。
第一部がはじまり、繊細な音は身体に重なり、体内から響く音の行方を辿ってゆくように演奏に身を委ねました。思考が深まり、次第に整理されてゆきました。
第二部の冒頭、蜻蛉日記の主人公の境遇は悲しいであろうと想像しました。演奏のある時に自分の気持ちと重なる感覚があり、深い感動に包まれました。数百年前の人と、今を生きる自分の心が重なることは古典文学に触れる醍醐味であることを感じ、このような深い感動はSNS等の表面的な言葉の綴りではとても得られるものではないと感じました。音は内面の深淵に触れ、様々な感覚をそのまま受け容れました。なぜか部屋に飾っている白百合の花の香りが蘇り、身体の芯に花が咲いているような感覚を覚えました。演奏が終わった時、まるで一つの文学作品を読み終えたような深い感動と美しい余韻が残りました。
先生のメッセージを十分に理解出来ておらず心許ないのですが、私の心の変化を表現させていただきました。
今年は万葉集などの古典文学を学びたいと考えておりましたので、新年のはじまりにこのような素晴らしい経験をさせていただき、誠にありがとうございました。
