ありがとうございます

コンサート前は、高麗ギャラリーカフェにて快晴の空に美しく映える八坂の塔の下、美味しいスイーツとKOMAGESHAコーヒーを頂き、今年もお正月に京都に集える幸せを噛み締めました。

コンサート会場では輝くマーブリングのお着物姿の高麗恵子さんに新年のご挨拶を母共にさせて頂き、嬉しく心華やぎました。

京都コンサートの第一部は「深淵に臨むが如し」で、演奏をお聴きしながら元旦に発生した能登半島の大地震を想わずにはいられませんでした。そして今も尚世界中に起こっている戦争や、渦中におられ大変な状況となっている方々を感じ、自分は世界を知らな過ぎることを申し訳なく感じました。演奏をお聴きしながら、押し潰されそうな不安や恐怖に呑み込まれる状態が、徐々に払われ取り除かれてゆくことを身の内に感じました。目の前を見据え、やることをやる状態となり、いだきしん先生の即興演奏によって世界を変える表現が生まれ、それが世界に伝播することが解決となることをわかり、それを伝えることが自分が世界に貢献出来る唯一の道であることに心震え涙が流れました。

第二部「いのち・愛」では内面を辿り、心安らぎ、ぬくもり、豊かになりました。そして最後は何より大切な「いのち・愛」が表に現れ、広がってゆくと感じました。

自分の中心の気持ちをわかり、一年を始められる素晴らしいスタートの経験を誠にありがとうございました。又、元旦のいだきしん先生のお話から聖母マリア様のこと、男女の初めの関係についてお聞きし、自分では蓋をしている事でした。全てを認めてどうしてゆくかしかありません。

前を向いて、この大変な時代の中を生き、やることがあることは幸せです。

誠にありがとうございました。