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雨降る中、傘を片手にご案内周りに高麗恵子心模様作品展会場から出発される方、雨ガッパ姿で街へ出られる方、会場を綺麗にしてお客様をお迎えする準備をする人と分かれはじまりました石巻での二日目の朝でした。お昼過ぎ、外国人が2名歩かれているのを見つけ、お声かけさせていただくと作品展会場にお入りくださいました。教会の方で、お一人は東日本大震災後、人助けをされたいとのお気持ちから関西から石巻に移住された方でした。お話しをしていて最初は何か壁を感じましたが、今回はNPO高麗の活動パネルと、人類発祥の地のエチオピアの高麗さんのお写真も展示してくださっていたので、飢餓と貧困の支援のお気持ちから高麗さんがエチオピアへ行かれたこと、ゴデの子供達のこと、レントゲンを寄付されたこと、水の装置の設置のお話しをパネルをご覧いただきながらお伝えさせていただくと、ご本人もその昔アフリカ横断の旅をされた時に人生変わる経験をされたとのことから、一気に心開きお話しをしてくださり、素晴らしい活動とおっしゃり、パネルのお写真も撮られていました。スペインのサンティアゴ・デ・コンポステラの教会のパイプオルガンをいだきしん先生が演奏されたことお伝えさせていただくと大変驚かれていました。いだきを始められて40年の今年、いだきしん先生、高麗さんのご活動の歩み、それは歴史的な、誰もなし得ることのできないことの連続で、聞くと驚くことばかりです。40年の歩みと、今されていることと、丁寧にお伝えさせていただくことの大切さを感じました。前日に結工房のスタッフの方が行商に行かれた際に出会われたウクライナの方もお越しになられました。「Keikoさん、Keikoさん…」と、高麗さんにお会いできるのを心待ちにされていました。高麗さんのお写真をご覧になられて、その笑顔から、心と魂が美しい方であることがすぐに分かるし、宇宙をモチーフにしたマーブリング作品は、魂と魂が交流し、平穏を得て、人間性が改善される作品であることが良く分かります、とおっしゃっていました。ご本人も書道をされるほど書道がお好きで、高麗さんの書の作品に見入っておられました。「魂ひとつ」と高麗さんが墨で書かれた書の作品をお写真に撮られていました。「魂」という言葉のウクライナ語も教えてくださいました。高麗さんがお見えになられ、高麗さんに、戦争が終わったら、キーウでコンサートを、ウクライナで会いましょう、とお伝えされていました。雨は降っていても、前日より、より輝いて明るい空間となっていました作品展も17時には終了となり、みんなで急いで撤収し、石巻での高麗さんの講演会会場へと向かわせていただきました。たくさんの方がお見えになられ、たくさんの方々と高麗さんの講演会を塩釜、そして石巻にて参加させていただけてとても嬉しかったです。気づかせていただくこと多く、かけがえのない6月の新しいはじまりの2日間の経験でした。心より感謝申し上げます。真にありがとうございました。