ありがとうございます

本当に本当に素晴らしい、二日間の高句麗伝説。ただただ、ありがとうございます。見たこともないほど美しいびわ湖の輝きにときめき迎えた11日高句麗伝説では、全く新しい世界・・・としか言葉にならないとてつもない世界を体感し、頭が追いつかずふらふらになりながら会場に向かった12日京都高句麗伝説でした。始まる前、ビデオ講演会収録の前後に高麗さんが大切なお話をしてくださいました。「ひとつ」「一体」という状態でないと表現を堰き止めてしまうのだ、と痛切にわからせて戴きました。ほんのわずかも「見ている」という状態があると、距離を生んでいるとわかりました。完全に一体でないと、力にならないのです。これほどに不本意なことはなく、必ず返上すると決めて臨んだ本番でした。圧倒的な空間の只中にあり、本当に、なんと満ち満ちるひと時であったことでしょう・・・。語られる悲しみも喜びも生命すべてで共にさせていただき、アンコールで「五女山の夢」を詠んでくださったときには抑えることも出来ずに咽び泣きました。そして先ほど、高麗さんの書き込みで「高句麗の真があらわるとは、私が語るのだと気づきました」と読ませていただいたとき、胸の内がさらなる歓喜であふれました。こんなに嬉しい、素晴らしいことがあるのでしょうか・・・。それならばなおのこと、その表現を妨げない人間になりたい・・・と、気持ちあふれてきます。幾度となくお聞きしてきた、高句麗の真が世にあらわれる時世界は変わるということ。ひとつで生きることを身につけることで世界を変え、平和にしていく表現の力となれるのなら、皆で身につけて五女山の夢に向かうのです。幸せな、新春の高句麗伝説。身を置かせていただけました恵みに心より感謝申し上げます。ありがとうございます。