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23日京都コンサートホールでのピアノの流麗な調べに、身体を感じるという事をすっかり忘れていた頭が作り出した雑念は溶けて消えました。終盤、体も頭も何もない状態を感じ、この何もない身体で考えればよいのだとわかりました。

24日迎賓館コンサートライブ視聴にて、ダンスしているような、一緒に踊っているようなピアノの音色に、ふと20代の頃、グレン・グールドのピアノを聴いて通勤時の車中クールダウンしていた自分を思い出しました。また、思春期の頃、あなたは社会不適応者だねと私に言った友達に、いつか私の事を分かってくれる人に会いたいと言っていた自分を思い出しました。

いだきに会って、私の負の人生は180度変わり、次元もまるで変わりました。

私は今、木で暮らしの道具を作る仕事をしています。幸運にも恩師とも言える、ものづくりの師匠との出会いに恵まれました。その師匠から飯の種にものを作ってはいけない、社会を良くするために、人を幸せにするために作っているんだよとの教えを受け続けてきました。老若男女、たくさんの人に惜しみなく技術を教えてきた尊敬する師匠を最近亡くし、生きている私のやる事は新しい価値の創造と感じています。

そして今、尊敬する友人2人にいだき講座とコンサートを勧めています。彼ら彼女達が自身を活かし、より自分らしく人生を生きていけるように願ってやまない気持ちが私にあります。そして、私をいだきへと勧めて下さった方がそうであったように、今勧めている私自身も内面豊かな人間でありたいと考えています。素晴らしいものは素晴らしい、美しいものは美しいと感じ、伝え続けていける自分でありたいです。

京都コンサートの後、思わずコーヒー豆「魂」を購入させて頂きました。明後日コーヒーミルが届きます。どんなコーヒーか楽しみにしております。
ありがとうございます。