ありがとうございます
10/24三鷹コンサートに参加させて頂きありがとうございました。
第一部コンサートのメッセージは「無双」でした。
聞き慣れない言葉で、どのような演奏となるのか楽しみに姿勢を正し、音に耳を澄ませ聴かせて頂きました。正直身体は疲れており、泣けそうなのに泣けない感じがあり、先生の音に優しく身体が癒されてゆくのを感じました。不思議と心はどんどん静かになり、まるで御茶室のような静かな佇まいの中に身を置き、色とりどりの秋深い紅葉を眺めているようで、自然の豊かな様を感じました。心の奥が静かであればある程、豊潤な自然を身近に感じられました。
第二部は一部と変わり、音の動きを感じました。空間の中で音がまるで大蛇のように、または大海原のように、大きなうねりをもって動き回り、自分の内側も音に沿うようにその動きの渦の中にいる様でした。あるところでは太陽が海に沈んでゆくように、光が融合し溶け合う感じもあり(詩人ランボーの詩にありますね。。)、衝撃の中に身を置きながら内側を感じ続け、出てくる何かを待つようでしたが形にならないのでした。
最後のアリランの演奏で心が解れて、涙がぽろぽろ流れました。大自然の中で、生活に工夫をし、賢く仲良く暮らす人々のあたたかさ、ぬくもり溢れる暮らしを感じました。知っている筈もないのに、懐かしいような、恋しいような感じがしました。
そのような暮らしがいい、仲良く自然と共に美しく暮らしたいと心より望みます。
連日のコンサート(全部会場での参加は叶いませんが)という大変貴重な機会をありがとうございます。
拙い表現で申し訳ありませんが、表現して成長する機会とさせて頂きたい気持ちでいます。
いつもありがとうございます。