ありがとうございます。
ジェンダー講座ありがとうございます。
朝起きて、コーヒーをいただき、文章修養をしても気持ちが表現できずにいました。
昨日履いたマーブリングの鼻緒の草履をかたずけようと見ると、草履の台に小さな汚れを見つけました。汚れがきれいにとれると、すっきりしました。生命は、こんな針の先のような汚れでさえも、違和するのものなのかもしれません。
プラトーンの「饗宴」の一節、「美しい人のもとへは、美しくして行かねばね」というソクラテスの言葉が印象的でした。最近は、先生にお会いするときは、会場が暑くてたまらなくても、お着物で行くことを努めています。お着物だと、姿勢を崩すわけには、いかないからです。一度一度、着ていくうちに、着慣れて、身についていくはずです。先生のお言葉をちゃんときける状態を工夫しています。
以前、高麗さんに見ていただいた私の資質「バランス」は、ずっと、心にあります。
先生から教えていただいた本「虚数の情緒」に「バランスの良さとは、即ち美しさである」という文章に出会いました。数式のような、毅然とした文章に心躍り、この文章に出会えただけでも、読んだ甲斐があると感じました。
「美しいは強い」という、先生のお言葉から、白いお着物で、ピアノを演奏される先生のお姿が目に浮かびます。暗闇で発光される先生は、確かに、これ以上ないというほどに、美しく、強いです。
端正し(きらきらし)
艮の金神、アフラマズダ、ブラフマン 封印された神が顕れて、世間の矛盾や汚れが露呈されていきます。
変わるしかない生命です。
「生きることは変わること」
こうして、変わる場があることは、ありがたいことです。
世界中、どこを探しても、変わる場は「いだき」しかないのです。
ありがとうございました。
三村馨