ありがとうございます。
6月23日のいだきしん先生のお誕生日のコンサートに向かって、昨日は高麗恵子さんの人生の語り、ズームミーティングに参加させて頂きまして、まことにありがとうございました。高麗先生の人生の語りを拝聴しますと、いだきに出会う迄の人生と、それ以降の人生が映画を観るように浮かんでいました。そして、長年切り出せ無かった木が、今のタイミングで、木を切り出していただけて。山に太陽の光が差し込み、明るく風が通っいます。都会の子供達が、自然に興味を持ちはじめ、土に触れる機会を提供でき、いだき先生の音が流れ、高麗先生の詩や生き方に触れる事が出来ると、荒れている言動の奥にある、本来のやさしい気持ちが出てくるので、いだきの環境が子供達の希望である事を実感させて頂いています。木を倒せば、全く違う景観になっています。
10年以上も前ですが、高麗先生に名刺をみていただいた時、木の写真なのに、上と下をひっくり返して、
「カトレア」と仰っいました。今、山肌の出てきた場所がその写真の所です。私は山作りを知りませんが、いだき講座を受講させて頂いた生命は、何故か知っている様になっていきます。そして助っ人が現れてくれます。千年先の森がどうなっているのか、わかりませんが、山にも「高句麗の風」が吹いて風が古く滞っていた頑なな山作りの思想に、光を入れてくれました。環境は変わりましたが、土の中の蝉が無事に孵化して、来年は川が綺麗になって、蛍が飛んで欲しいです。爺さん婆さんと子供達が元気に健やかに暮らせる環境がどんな場所なのかは、全国の受講生の皆さんと出会わせて頂いた、そのままの空気を山に届ければ、良いことなんだ。と経験させて頂きました。百年育った木を切るのは自分の痛みの様に感じて来ましたが、地球の優しさが現れる森にする事を考えると、生命は癒されます。森も新しい姿になろうとしています。高麗先生からいだきしん先生のお話しをお聞きして、昨日、足の手術をする決心がつきました。高麗先生はじめ、沢山の受講生の方が山にお越し下さり、夢を伝えて下さいました。お一人お一人が縁側に座って遠くを見て語ってくれた姿を思い出しました。悠久から変わらず吹く風は空を見上げては、大地を耕し、海の向こうの王様に、
会いたい気持ちを馳せる「高句麗の風」でした。
感謝と感動の人生です。
9歳で受講させて頂いた、娘は20歳になり、自分でアルバイトして、一昨日マルタ島に半年ですが、語学を勉強しに行きました。
高麗恵子先生 いだきしん先生 受講生の皆様
あたたかい輪の中で、
育てて頂きまして、誠にありがとうございます。
梅本佳代