ありがとうございます。
地上を一掃するようにうなりをあげ寒風が激しく吹き荒れた昨夜。雲が流れ、雲隠れしていた月が現れると驚くほど上空は明るく透明で、空間から徐々に澄んでいくのを感じました。一夜明けた本日は、どこを見上げ雲ひとつない水色の空が広がっています。毎日通る道であっても、ひとつひとつの木や花の深い色彩が鮮やかに際立っていて、その存在と明媚な光景にどきっとして無視はできませんでした。
“はじまりの光”をコンサートで表してくださり、ひとりひとり違う、自然も人も、何もかも、比較することのない素晴らしい存在であることに涙が込み上げます。誰かになにかを認められようが、どこでなにしようが他にはない、自分のうちによりない光。すでに出会っているのに、外に求めていく思考が本当に馬鹿と感じます。
久しぶりに受講生に会ったときに、ただ一緒にいるだけで生命染みるほど嬉しくて癒されて、胸がいっぱいで、心の内では泣いていました。ひとりひとりの生命の輝きに触れ、光さえあれば生きていけると力が生まれ、人と生きる喜びを表し、人として成長していきたいと感じます。
先生、高麗さん、いつもありがとうございます。ご無事のご移動、心より願っております。
週末は京都コンサートに参ります。