ありがとうございます。
お餅つき。
目が覚めると、京都八坂「高麗ギャラリーカフェ」で迎えさせていただく御正月が目の前まで来ていて、この12月中に2日間の貴重な経験から生まれている新しい生命を育てようと心得ます。
コンサートの朝に、いだき先生が初めてピアノに出会ったお話を、月に2回習いはじめた、ピアノの先生から教えていただいて、「ラ」の音を弾きました。音も自分の世界の音にしてしまい、勝手な解釈で、自分の音がかなりずれているので驚きました。身体の硬さ、ぎこちない動き、指が動かないことも、自分は新しい自分になりたくて、身体の使い方、古い考えを捨てたくて、出来ない事をできるようになっていこうと進みます。指の動く構造やどうすれば早く指が動くか練習する中、次の音を弾く勇気が出ない、躊躇していると連弾できないなど、頭の硬さが身体を作っている事も腑に落ちます。。。胃や心臓、肝臓、子宮、頭。。。一条の光と繋がり全身を調律くださっている速さに、いだきしん先生のいらっしゃる今の奇跡に身を任せることしかできませんでした。身体も楽器でいだきしん先生のピアノの音で調律していただいていて、そのことが人生に生かして行けるはじまりの12月を迎えさせて頂くことができました。いだきしん先生、高麗恵子さんの存在される空間で、出来ない事を助けて下さる仲間がいてくれて、一席を賜り、コンサートのチケットの有り難みを実感致しました。
東京でコンサートの御案内に回らせていただいて、日本語の聞こえてこない環境に驚きました。
自動ドアを出る時に「ありがとうございました」と自動で流れる言葉で、はじめて日本語に出会う地域に、高麗さんの本音の御声が内から助けて下さり、赤い実の映る繊細なピアノコンサートのお写真が心の奥まで届くようにと声が出ます。いだきしん先生のピアノに出会い、高麗恵子さんの詩の表現をお一人でも多くお伝え出来ることが日本の救済になると実感致します。好太王碑の前に立たれる高麗恵子さん、いだきしん先生の詩書に大事な歴史がある事。人の生命の奥に届くパンフレットである事を教えていただきました。貴重な2日間の経験を誠に有難うございました。琵琶湖、京都、奈良にある日本のはじまった大地の声だけでなく、新しい世界の音を、一人一人の内にある人類の奇跡の声を、いだきしん先生の即興演奏。高麗恵子さんの即興詩で体験できる尊い機会が人生に訪れ、生命の真の新しい一年をはじめれます。とても尊い貴重な今です。
いだきしん先生。高麗恵子様。誠にありがとうございます。
梅本佳代