ありがとうございます。

迎賓館コンサートへ向かう時、いつものように坂を上がりながら楽しみに眺める八坂の塔ですが、古え人がどんなに遠くからでも見えた八坂の塔をどのような気持ちで見ていたか、ふと感じ、胸熱くなりました。時空を超え、そこにあるだけで力湧いてきます。
阪神大震災後それまで講座に使っていた夙川の事務所を使うことも無いながら、先生があるだけで関西の方の希望になるからと閉じることも無くそのままおいて下さっていたことも、東北の地に永遠に消えない希望の光として、仙台の高麗屋さん、焙煎工場カフェ結工房を作って下さったことも理解深まり、頭が下がるばかりです。動かぬ人類は滅びるの言葉が実感出来る今この緊急時、次々と手を打って配信して下さり、いだきからのどのご案内も真に命綱で、先生、高麗さんの深いお心に感謝してやみません。

参加させて頂きましたビデオ講演会サロンでの新しい仕事作りは、心ときめきました。小さな集まりからいだきを伝えて行くこと。家に帰ってある気づきあり、お伝え出来るツールはたくさんあり、きれいにお伝えしてまいります。

いだき受講した最初の頃お聞きした高麗さんの「詩を書いていれば幸せ」の言葉がずっと心にあり,お聞きする度に何かどきどきしていました。計り知れない過酷な世の中で全てのいのちのひとつになって生き続け、世界宣言のように今私の時が来たと表現して下さったこと、嬉しくてなりません。表現される状況のお話の時、闇と闘う表現では無く、愛を表現したいとおっしゃった時、どきっとしました。愛満ちる表現の場で、邪魔するありようではなく、共に創るありようで参加したいです。今更ながらですが、先生のコンサートの場も高麗さんの表現の場も、何も無いきれいな美しいいのちで参加していこうと、日常の仕事も生き方も一つ一つ見直しです。きれい、美しい、心豊かな経験をしているからこそ気づき元気で先へと一歩一歩行けることがありがたいです。

先生、高麗さん、真にありがとうございます。

岡　博子