ありがとうこざいます。
昨今のコロナウィルスの状況から、仙台では震災後の街の空気と似ているという声が聞こえる中、実際に今年で9年目を迎える東日本大震災が起こった日も近づき、未来への明るい兆しとなる新しい生き方が誰にとっても必要と分かります。
“復興といってもいろんな復興がある”と以前先生の講座でお聞きし、どんな状態や状況をもって、”復興”といえるのかを考えていました。
街も建物も外側だけを作り固めて、出来上がったことにしてしまえば、なんとなく安心できる?誰が?
できるだけ辛い現実から遠くにいたかったのは、当事者ではなく見ている私の方だったかもしれません。
心や気持ちは後回しにして蓋をして、目先のことは繕って…そうやって長い年月蓋をしてきてしまったことが、いままでの歴史とも自分の生き方とも重なるのではないかと考えます。
一人一人の生命に覆われた過去からの復興があり、そこから新生へと。
常に未来へと向かえる経験の機会があり、誠にありがとうこざいます。