あらたな生命
二日間の府中の森でのコンサートに深く感謝します。せめぎ合うような何かがあり数日間あまり眠れず、ただ、このままではいけないこと明らかで、心してコンサートに向かいました。
8日、1部の、現代社会ではあらゆる方法をもってしても「魂」は「美しい魂」に回復しません、とのメッセージに、あらためてそうなのだとおもいしります。『「おおいなる存在」と交わることによって、「魂」は「美しい魂」に生まれ変われます』と、先生の表現されること、はかりしれないお働きに頭を垂れるばかりです。えもいわれない音につつまれ、安らぎ、心身がほどけていきました。二部の「全身全霊浄化されることを心より願います」のお言葉が心にしみ、感謝ばかりが溢れます。美しい水流のなかで白いピアノをひかれる映像が心に浮かびました。いろいろなことが浮かびながらも消え、とけていき、頑張って聴くこともできず身を任せました。深く癒やされ、時空を超えたこの世界で生きていきたいと望みました。
全身大きな変化のままに続けてのコンサートがあり、大きな恵みであり要の時と身が引き締まります。9日、「転換」のメッセージ、途轍もない時、畏れと感謝とことばに尽くせません。素晴らしい音を聴きながらも、現実の様々なことが浮かぶ頭はいい加減にと振り払いながら、何もなくなっていきました。
二部の『本当の「動き」が生死を分ちます』のメッセージにどきっとしました。一生懸命生きてきたつもりでも、この空間、先生のお姿に、頭を垂れまだ何もやっていないに等しいとわかります。申し訳なくも、いつも、なにもやってない、やりきれない、とことばになっていました。ほんとうに真剣に真の自分を活かしあらわすことよりこれからはないと受けとめました。時間を超えた空間は永遠を感じ、世界、宇宙、おおいなるはたらき、すべてひとつにある世界。アンコールのアリランはたくさんの魂ともにあり、感動に震え涙よりありません。
ここにあらたに生きられる生命にして下さり、真にいかしていきます。「本当の動き」を考え、やることをやり、心ひとつに要の京都に向かいます。
心より、ありがとうございます。
天田敬子