あたらしい朝に
おはようございます。コンサート後の浄められた空間。本日も朝の冷たい空気の中朝陽に向かい歩きました。途中の湧き水で手を浄めると見守る不動明王の像に自然と手を合わせます。今日も世界中の人々の心に平安をと。天空には青空に浮かぶ有明の月。毎日朝陽が昇ってくれること、照らされる薄の穂や紅葉の美しさにありがたさを感じます。歩きながらごみを拾うと毎日なぜこんなに捨てていく人がいるのか、なぜこんなものがここに落ちているのかと思うものもあり、自分も含めた人の在り方を考えます。内面や身体にまとわりつき生き方を疎外するごみのようなものをいつもコンサートや講座にて整理していただく奇跡を経験しながら、また日常や社会の中でごみをまとってしまう自分自身の在り方が深く問われています。
鹽竈という字を丁寧に書こうと。まず辞書で調べました。そして成り立ちを含め意味を考えながら丁寧に何度も書いてみました。書いているうちに人々や土地やいろいろなものをまもり助けて下さる神様が宿る言葉と感じ背筋が伸びました。今日の日をありがとうございます。後藤美香