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『目覚め』


思い出すのではなく
信じるのでもなく

目をひらいた
ただ それだけだった

はじまりも終わりもない
あのひかりの奥で
生命がふるえた

いだきしん先生の音にふれ
高麗恵子さんの言葉にふれ

かたく閉じていたものが
やさしくほどけて
わたしは わたしに
めざめていった

だれかを求めていたのではない
なにかを信じようとしたのでもない

伝えはじめたとき
わたしは 真理に目覚めていった

光と光が
そっと寄り添うように

ふれるもの
出会う人
すべてが導かれていたことを知った

いだきしん先生の音にふれ
高麗恵子さんの言葉にふれたことも

目に見えぬ
神聖な風が流れていて

そのひとつひとつが
いのちの目覚めの道となっていた

わたしのなかの光が
そのまま
あなたのなかの光に そっと とけていった

その光は
あなたのなかに溶けていき
わたしを超えて
はたらきはじめた

だから いま 生きている
ほんとうに
生きている

それを知っているということが
生きることではなかった

それに 目覚めたということが
生きるということだった

ひかりは
わたしをとおして あらわれてくる

とめることなく
よろこびとして ただ ひらいていく

 

 

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