『楽しむ』を身方につける

コンサートをありがとうごさいます。一部のテーマをお聞きして心の中で『あああああ・・・』と衝撃の声を挙げました。それだ、それだよ、と。そういえば疎外という状態があるのだったよ、と。1年前のアンフィニの少人数アントレプレヌールサロンでその言葉が出て以来、しばらくぶりにお目にかかりましたが、まさにそれ、と感じました。

二部では会場全体と先生のピアノがきれいなお水の中にいるように感じられ、水中を通してピアノから全体を癒していただいているようでした。先日の『わび』に関連して思い出したのですが、いつかの講座で先生が「楽しみながらなんでもやることが身についていない｣とおっしゃっていたと記憶していて、ああ、本当にそうだなあ、と感じました。それは、とくにさびれや穢れについて言及したものではなかったのですが、『わび』は、その強化版で、さびれや穢れにも効く最高の精神薬のように感じられました。生きる基本が身についていくこと、実践できることが楽しいです。

コーヒーやものを売るにも、これから経営者になるにも、自分自身を嫌いな部分があるとうまくいかないこと、いかないであろうことを悩みとしていました。正確には『自己疎外』と『自分を嫌い』は異なりますが、私の中では重なる状態がありました。昨日のコンサートもとてもタイムリーと感謝致します。