『今までありがとう』

コンサート前ある方から『自分に「ありがとう｣は言っていますか』と聞かれた。先生、高麗さん、周りへの「ありがとう｣は当たり前、とともに、自分自身への「ありがとう｣。そんな風に自分へ声かけをしたことはなかったので心の中で言ってみると、「今までありがとう｣と言葉となりました。今まで頑張ってきてくれてありがとう。敢えて不幸になる道を選んで苦しみを演じてきてくれてありがとう。「もういいよ｣。もういいよ。本当にありがとう。

先生の演奏をわかるように。もっと己に素直に、厳しく。過去の経験や体験を『投影』して人間関係を築いたり、人を見るのは悲しい。どんな方にも、もちろん、先生、高麗さんにも。自分の見ている世界がほぼほぼ『投影』だと気付いて、そのまま人の話も聞いていないし、相手をそのまま感じてもいないんだと理解した。悲しくなった。真価は発揮できないと感じた。そういったほんの少しの知識の差で気付きが変わる。いだき講座は、そういった心理学レベルの常識は当然わかって真価を発する。怠け者では、『講座受けて、体が楽になって、よかった』で終わってしまう。

続く値上げのニュースが、実感を伴う以前に恐怖を煽る。安定したものにしがみついている人はますます動かなく、身動き取れなくなるだろうし、なにもない人は身を粉にして働いて働いて、ますます貧しくなるかもしれない。どちらにしても頭が働かなくなる。その状態はどちらも痛いほど理解できるし、経験もある。愛が無いので考えられないのだ。

ウクライナの方の後ろ姿に、やっぱり日本人は、私は、魂亡くしているんだとわかる。これまで格好良いとされてきたことやメジャーだったものは、全部作り物で、生きる方向とは逆のものだったんだなと。

いつもありがとうございます。