「Care(ケア)」
比叡山での、マーブリングのたいへん鮮やかでドラマティックな心模様のお写真に、心震え感動し、このTシャツを受け取られる中東の方達お一人お一人が、どれほど喜ばれ、大きな力となるかと感じます。ありがとうございます。
3/11、12の途轍もないコンサート後の応用コース、存在論を心待ちにし、参加させて頂きました。
応用コースで先生が「皆さん、生活してるのか?」と問うて下さり、生活を大事に、楽しく幸せに生きること、と改めて考えると、どこかおざなりであったと感じました。仕事で訪問していると、家族というつながりが壊れていることや、お一人お一人の人生を考えることが多く、コロナ禍では不安がつのり、安心して生きれない現状を実感します。いだき講座を受け、先生、高麗さんを中心に、いだきファミリーと真にあたたかいぬくもりと人間同士のつながりを経験し続けていることに感謝し、人が、相手が、楽しく幸せに生きれるように、そう自分が成っているか、成っていけるかと、考えます。どんな状況であっても未来に向かっているか、生命から生まれる芽のことをお聞きし希望湧き、自分自身に問うていきます。
存在論はたいへん盛りだくさんで、先生が経験されたことの深さははかりしれませんが、その上に私達の生命助かり今も生きていること、感謝し、只々頭が下がります。「世界を根底から変える」とのお言葉を深く受けとめました。人の死に居合わせることが続き、このような巡りをあらためて考えるこの頃でした。死の恐怖は誰にでも在る、が、超えられるのは知性であり、感覚から意識へ、そして知性となること、人間は死ですら考えることができて、死んでも生きる、という在り方を、よく理解していきたいです。
多くのお話の中で、一番の核、コアなるものを理解したら何も問題がないこと、そしてCare(ケア)という言葉は、日本人が言っているケアは愛を含んでいない、けれどCareは愛を含んでいるとのお話は、強く心に残りました。日頃、仕事でケアという言葉はしょっちゅう使う言葉ですが、その言葉のとおりに身体が、生命が成っているのか。分裂していることは気づくよう意識して、「配慮」「気遣い」と、教えていただいたこととともによくわかり、深めていきます。
高麗さんのビデオ講演会では、講座のお話が深まり、難民支援のこと、子どもたちの未来をつくっていかれる高麗さんのお気持ちに、胸が熱くなりました。
貴重な機会に深く感謝いたします。
まことにありがとうございます。
天田敬子