「3.11」のコンサートをありがとうございます。
盛岡での応用コース、仙台でのコンサートをありがとうございました。今朝も、仙台での応用コースのピアノを聴かせて頂いています。応用コースでは、肝臓のお話がありました。先月から右の首筋が痛く、枕を変えても寝る姿勢を変えても、体を起こすのが困難なほどでした。以前にも同じ症状があったことを思い出していると、肝臓が圧迫されているように感じられました。その症状が書かれていた記事をネットで読み、肝臓に負担のかかる食べ物を減らし、調整していたところに、応用コースで肝臓のお話がありました。翌朝は、首の痛みが和らいで楽になりました。しかし、今度は、足が浮腫、風船のように膨らんできました。こんなに浮腫んだのは初めてで、仙台に履いていく靴を心配するほどでした。いずれにしても、自分の内にある気持ちや魂を表現できず、滞っている状態です。
仙台の応用コースの日は新月で、3.11の仙台コンサートの日は、中東地域では、ラマダン初日でした。何かが、起こるのではと気負いながら、多くのイスラム圏の方々に、コンサートへの参加を案内しました。やはり、ラマダン中のため、音楽が禁止されるという返事が数人の方から返ってきました。私は、先生のコンサートが音楽にしか聞こえない人たちに案内していることに苛立ちを感じました。しかし、このことは、乗り越えるチャンスと捉え、再度お誘いしました。なぜ、音楽が禁止されなければならないのかを尋ね、先生のピアノが既存の音楽とは異なること、イランで開催されたこと、日本の祓い清めの文化、そしてピアノの音について伝えました。
仙台コンサートでは、頭のノイズが何度も出ては曇り、滞った神経や内臓に音が染み入り、消えていきました。体調がベストコンディションでなく、申し訳なかったのですが、このようなときに、「チューニング」というテーマに、只々、感謝するばかりです。今朝は、足の浮腫みも首の痛みもすっかりなくなっています。
コンサート後、ライブに参加されたイスラム圏の方々から、お礼と感動のメッセージが届き、安堵し心が満たされました。コンサート翌日は、YouTubeにコンサートの一部と高麗さんのメッセージが公開され、中東の友達にお知らせしました。数人の女性からの返事には、音楽が含まれているため見ることができないとの返信がありました。その文面から、その地域で生きる女性達の背景に、管理された恐怖心が感じられました。この女性達にこそ、仙台のピアノの音と高麗さんのメッセージを聞いて頂きたいと、再び返信しました。彼女たちから、「とても美しい」との返答が戻り、得難い喜びを感じました。
次の新月までが、私にとっても飛躍するときと感じます。コンサートでは、チューニングをして頂き、未知との遭遇をキャッチできるよう、表現して頂きました。
そして、京都、三鷹のコンサートに続きます。誠にありがとうございます。