「斎藤忠光コンサート」
「天よ、世界を変える人は居ません!会わせてくれないと死にます!!」
と、今思えば、何と脅しの様な訴えでしょうか。死にたくなるような事があっても、目の前で子供達が育っている事も現実でした。どーしたらいいのか、私の命も子供の命も、世界を変えたい気持ちも、何もかも潰れてしまいそうな真っ暗闇の時期がありました。苦しみを見かねて知人が、友人で霊能者が居ると紹介してくれました。折角の紹介で、会う事にし優しくて良い人でした。ズバリ私の状況を当てました。「今年は外に出て人に会いなさい」とアドバイスでした。毎日バケツ一杯の涙を流し泣くやうな頃でしたから、全く外出なんてしたくないし人にも会いたくありませんでしたが、一言のアドバイスが気になり、ある日、私が所属してる会の案内状が届き、気乗りしないままに参加しました。会の終わりに、帰ろうとした時、「明日、即興だけど行く人いない?」と、皆の前にコンサートチケットを出した仲間がいたのです。手を出したのは私一人でした。変わったタイトルのコンサートでした。曲目は無く、「斎藤忠光コンサート」。
先生の奥様の一言があり、先生が動かれ、高麗さんに出会い、高麗さんはコンサートを開催してくださいました。
天は私の訴えを聞きいれてくれました。いつまでも甘えてはいられません。報恩は当然です。
ありがとうございます。