「天降る地」のコンサートをありがとうございます。
仙台でのコンサートメッセージは、アモル地という、聞いたことのない響きのメッセージから始まりました。一部が終わり、すぐにネット辞書を調べると、アマオルからアモルと変化したと記されていました。最近は、昔の日本語にあった声音の響きや、使わなくなった文字に関心が向いていたので、このアモルも新たな謎解きのような探究心が湧いてきました。
私は、アモレと聞いたときの響きは、ギリシャ神話の「Amor」と似ていたので、二部の演奏は、「Amor」の神が地上に降りてくるような空間と感じ、うっとりしました。ちょうど、コンサートへ向かう途中に開いたKindleに、ギリシャ神話の女神テミスのことが書かれていて、以前訪れたデルフォイやエーゲ海を臨む聖地であった写真を、懐かしく見ていました。まさに、コンサート会場は、聖地です。コンサートが終わっても、アモル、アマオルと繰り返し呟き、澄んだ空気に輝く月を眺めながら帰路に向かいました。
翌日、目覚めると「あまりの美しさに天女が空から舞い降りてきました」という、「8にんのてんにょ」の詩が思い出されました。「天降る地」とは、あの絵本にあったような天女が舞い降りてくるところかもしれません。そして、ビデオ講演会を拝聴していると、「五女山の愛」のお話から「湖」になり、「昔、山の上に湖があって・・・」の情景が、目に浮かんできました。
次は、渋谷さくらホールでのコンサートが待っています。渋谷さくらホールの度に、3年前の「女と男」のメッセージを思い出します。未だによくわからず、多くの問題は、これが解かれることが、必須と考えています。そのため、渋谷さくらホールの度に読み返しては、考えています。迎賓館、琵琶湖、三鷹風のホール、府中の森、そして、「ジェンダーをめぐって」の講座と続きます。2月も沢山の催しを開催して頂き、誠にありがとうございます。