「同胞」

武蔵野コンサートの翌日の一日、これから未来に向かう躍動のうちにおおきな動きがはじまっています。
これからあらたな場をいっしょに創っていく方々が高麗さんの講演会、そして武蔵野コンサートに参加して下さり、その翌日高麗さんと打合せをすることになった流れは只事でなく、コンサートでの喜びと感動を表現されるとともに、高麗さんとの魂の出会いの喜びもあふれて表現されていると感じます。最初にお話したときから近しい方々のように感じましたが、いだきしん先生の音を中心に、高麗さんのマーブリング、心模様の美しい空間、おいしいコーヒーと食べ物、ひとが心豊かに元気になる、世にない場をつくりたいと、つたなくても心から表現したとき通じる方がおられ、高麗さん、先生に出会われて、これからの展開が生まれていくことが嬉しく、高麗さんがひらめき、みえておられること、未知な大きなことへと向かっていく気持ちが強くなりました。

その後、ビデオ講演会、ロシアドキュメンタリーサロンにも参加させて頂き、武蔵野コンサートでの魂の経験、高麗さんのお話により人間としてかけがえのない経験が深まっていきます。ロシアドキュメンタリーでは臨場感あふれる映像に、まるで一緒に旅をし、その場にいるようです。名誉ピアニストの方の演奏、先生の即興演奏を聴かれた後の喜びと変化、そして共演へと、その光景に胸が動き、涙ばかりがあふれます。先生の音、先生に出会ったらそのままわかるのが人間と感じ、魂、存在あらわすお姿、表現に感動がこみ上げてなりませんでした。大学やカフェ予定地で、高麗さん、先生がともにある場は、おひとりおひとりの笑顔が輝き、ことばは違っても心通じているのがわかります。「同胞」の存在は大きな希望であり、自分の胸の奥、心震えるものがあります。

世界中、そして日本にも、高麗さん、先生との出会い、魂の出会いの時を待ち望んでいる、心通じ合える「同胞」がたくさんいること、あらためて受けとめ、自分もこれからもっと、人と出会い、動いていきます。

尊い時を、心よりありがとうございます。

天田敬子