「よく聞く」とは
1/11三鷹「高句麗伝説」上映会サロンが始まる前に、先生からのメッセージとの事で、「よく聞くように」と高麗さんが仰いました。注意深く、真剣に聞こうと姿勢を正し臨みます。ところが、時々ふっと何かが空白になるように抜けていくのです。慌てふためき、取り戻そうと集中するのですが、何回か抜け落ちました。どんどん展開されていくスピードと、奥深い世界から一瞬でも抜け落ちると、そこに戻るのは困難な事と身をもって経験しました。焦って、じたばたと余計な事を考えると、更に厄介なことになるのです。何も考えずに頭を空っぽにした時、戻れました。
今までも講座の最中に、同じような事が何度かあります。突然、全く違う事が頭の中を一瞬過ぎっただけで、今、先生が何て仰ったのか言葉が抜け落ちて分からなくなります。「よく聞かなきゃ」と考える余計な意識すら、かえって雑念となり集中できないのだと分かりました。普段も、いかに様々な雑念を思い巡らせながら生きているのかが分かります。ほんのちょっとしたことで、まみれてしまったり、上っ面だけになってしまう恐ろしさも分かります。高麗屋さんで、高麗さん、皆さんと上映会を共に経験し、話を聞くこと、コーヒーやリフレッシュパフェを頂くこと、それだけで頭の中の余計なものが無くなり、澄み切ってきます。帰りは驚くほど身体も軽く、元気になりました。すごい場であります。ありがとうございます。
何も無いこと、紙に言葉を書くこと、行います。