KEIKO KOMA Webサロン

「いのちの食 キッチンラボ」に命支えていただきました。心からありがとうございます。


母の15時間におよぶ手術からちょうど1週間がたちました。ほんとうに体力の限界ぎりぎりで乗り越えていたことが術後の様子からわかります。8時間の予定がほぼ倍の長時間を無事に生きて乗り越えられたのは、先生と高麗さんがずっと命ひとつにいてくださり命ひとつに支えていただいたことを、私自身も意識が遠のくようなあの夜、経験いたしました。
そして手術当日にたどり着けたのも、どれほどに支えていただいたことでしょう。1ヵ月前に主治医の先生からバランスの良い食事を摂って良いコンディションで手術当日を迎えてください、と言われたものの、心労で父も倒れ、かつてない連続コンサートの6月、父の病院スタッフの皆さんの解雇手続きあり母の検査付き添いあり一体どうやって毎日の食事を用意できるものか(宅配お弁当なども検討しましたが命がけの手術にむかう母の体に良いものとは感じられませんでした・・・)まったく途方にくれていたとき、高麗さんから「キッチンラボでサポートするから」とおっしゃっていただき、それはそれは実際に涙がでるほどに、強力なサポートでありました。
手術にむかう大事な20日間、キッチンラボからお届けくださった【お食事セット】は以下のような内容です。【スープ】からはじまり、【サラダ】のかわりにもなる酢の物や浅漬け、【副菜】の煮物やつけあわせ、【主菜】のお魚やお肉、【ご飯】までがセットになり、それぞれが真空パックされていて、湯煎するだけでバランスの良いしっかりとしたお食事をいただくことができるのです。このセットを、毎日ちがうお献立で、お届けくださいました。毎食の栄養バランスのレポートに「暑くなってきたので食べやすい味付けにしました」とか「たまには外食の御馳走を味わうようなメニューを楽しんでください」といった「言葉」が添えられ、その一言で心が動くと疲れていても食欲が湧きました。1食はのり弁当を、1食はお食事セットを、毎日いただきました。母の病気がわかり父が倒れ最初の2週間で私の体重は4〜5キロ減りましたがキッチンラボのお食事が届くようになって以降はほとんど減りませんでした。一食一食、切実に支えていただき、食事ってこんなに重要なんだと身に沁みます。「のり弁当」は初期のころからいただいていますがどんどんおいしくなっています。私は東京のデパ地下のお弁当をほとんど食べていますが、まちがいなく1000円でこれほどの品質・バランスのお弁当は他にありません。しっとりと美しいお魚、主菜を引き立てる副菜、冷めてもおいしいご飯。毎日ちがうメニューは献立も仕入れも大変なはずでスタッフの皆様のみえない努力に感謝がわきます。

昨年11月25日、キッチンラボがオープン。年が明けてまもなく2度目の緊急事態宣言。以降ことに都市部では少しでも時間が遅くなれば夜ごはんを外食ですることは難しい状況がつづいています。高麗さんがキッチンラボをオープンしてくださり、どれほど助けていただいてきたか。人を助ける大経営者、高麗恵子さんの先見の明に畏れいります。

今日、父が1ヵ月ぶりに退院しました。父は病院からは「減塩食」とのご指導です。しかし父によると「病院の『減塩食』は肉も魚もサラダも味のしないひどい味で食事の時間が苦痛だった。どんなに体のためと言われても食べられないモノでは体重は減る一方で、健康を回復する食事とはとても言えないよ」とのことでした。先日の迎賓館での先生の塩加減のお話が身に沁みます。塩が少ないと味も素っ気もなく、しょっぱくてもそれしかなければ食べてるうちに慣れてしまい体の悪い人にはとてもきついのです。素材の味わいがにじみ出る、けっして強くない、繊細な塩加減。キッチンラボのお食事でも塩加減の感想なども今後はお伝えしながらより良いものを一緒につくっていきたい気持ちです。

「 ありがとう 。キッチンラボ 。」

この 1ヵ月間、心のなかで何度も言った言葉です。
「 いのちの食 キッチンラボ 」に命支えていただきました。家族全員を代表して心から感謝申し上げます。これからも大変お世話になります。どうぞよろしくお願いいたします。堤 康晴

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