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誇りを取り戻す時


京都コンサート、引き続きのシリア上映会という奇跡のような運びをありがとうございます。
本当に一つ一つの催しは、この日にあってこそというように感じるスケジュールでありまさに神さまのはからいと感じます。
京都コンサートホールのパイプオルガンは特別なオルガン、和と洋の融合を目指した世界でも類を見ないオルガンと説明にありました。音の始まりからなんだか海の中で生まれたての細胞のように揺らめきました。細胞が発生し分割し海の中の植物生物となり、やがて海から陸へ上陸する、そんな歴史を体感したようでした。
未来を創る、生き延びるための性が今も続いています。第二部ではただ愛の中にいました。この経験している愛を体現していくことが未来を創ること。
シリア上映会で、大使のお言葉に今のシリアを知ることができました。ありがたいことです。フィルムを拝見するのは二回目でしたが、より深く体感することができました。タマスカス、アレッポでは、人の痛みや悲しみを感じ動ける人は結果として人を助け、人にあらたな人生を与えていける。一人一人の内面が変化していく様が丁寧に描かれておりまた感動いたしました。愛を体現している方です。ナツメヤシの血では、人間の気高さと汚さ、人間をそのまま見せていただきました。そして、最後の詩は、今まさに日本に必要なメッセージが表されておりました。一つ一つが腹に飛び込んでくるようでした。
二本のフィルムを拝見し、誇りということを今の日本人は失っていると感じました。私もそうです。戦争に負け、神話教育、正しい歴史が隠され、日本人としての誇りが奪い取られ、自分たちはだめなんだという呪いをかけたれたようです。誇りは、この豊かな自然に恵まれた地に、人々のためにはたらいた美しい秀でた人々がいてその方々が神となり神話となったこと、正しい歴史認識を取り戻すことかと今は感じています。
コンサートでは「ない」というすごい事に気がつきます。今までは「ない」ことに気がつかず、ない状態が当たり前に生きていた。例えば自由、誇りなどなど。包摂されそれが当たり前に生きていると「ない」ということに気がつきません。気がつかなければ、そこを「有る」状態にはできません。そのような気がつける状況をつくっていただき、いつもありがとうございます。後藤美香

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