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終わりも始まりもない


多賀城経験したこと,会場を出た後に輝いていた月は一生忘れることはありません。バスで東京まで行って昼バスに乗ったのですが、自己渋滞とそれを迂回するルートを通ったので2時間半の遅れで大阪に着きました。いつもは3列シートでしたが昨日は4列シートで途中から隣に座った人がいました。はじめは正直隣に人が来ないといいと思っていたのですが、バスのエアコンが効きすぎてそれを調整しようとしたときに隣の若い女性が自分の手持ちのフランケットを貸してくれました。一遍に空気が変わり、いろいろ話すうちに教員採用試験に通ったこと、今から京都に行くことがわかりました。そこから何を話したのかあまり覚えていないのですがコーヒー大好きで八坂の高麗ギャラリーカフェで特別おいしいコーヒーを飲みながら東京都と地元である福井の二つに自治体に受かってどうしようかまだ決めていないことを考えます。という話になりました。コンサートの事や自分の話もしました。バスの迂回では初めて見る風景も楽しんで京都で別れた後もどんな巡りがあるかはわからない。
大阪から最寄りの駅で見る中秋の名月は、昨日多賀城で見た月とは別の月のようです。日常生活を送っている世界に戻ってきて月まで世俗に見えましたが、それだからこそ自分のできることがあるとはっとしました。
ここで生きて変えて行ける一人が見えました。もっと強くなりたいと願っていた自分ですが、どこでも行ける自由があります。強くなりたいいうことで,強く生きることを多賀城で見た月は教えてくれていました。いろんな制限を作っている自分の頭の問題であると。まだまだ生きてすることがあります。ありがとうございます。

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ウラジオストクにて
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