KEIKO KOMA Webサロン

生きる力


初めていだきしん先生のコンサートに参加した時の衝撃を忘れません。壇上に現れた先生のお姿、そしてピアノの一音に、自分が探し求めてきたものがここにあるかもしれない、という衝撃が全身を駆け、その夜、なんとしても先生にお会いしたいと、両親に大興奮しながら無我夢中で懇願したことを思い出します。
仕事では、自身の将来に悩んでいたときに、ある方と過ごした衝撃的な一晩が、それまでの迷いを一掃し、バラバラだった身体が全身一つに統一され自分の行くべき方向が定まり、始まったことを思い出します。

ロロメイさんが肺結核と診断された時の心境をお聞きし、ある方が私に話してくださったこととその時の表情に合点がいきました。その方は身体に異変が起こり病院を転々しても病名がつかないまま1年近く経ったある日、紹介された専門医のもとで、治療方法のない進行性の難病と診断が下されたことを話してくださいました。私は、病気がわかったことは辛いこと、絶望感を想像しましたが、彼女は病名がついたことを喜ぶように話しておられ、その疑問はロロメイさんのお話を受けて解かれました。自分がなんであるかがわかることで、態度や方針が決まる、とは、納得できます。コロナウイルスも誰が感染しているのかしていないのか不明な状態が続き、方針が立たない不安感が蔓延している状態こそ、一人ひとりの生きるエネルギーを奪っていっていることと理解しました。

本日後半の部の応用コースに参加されていただき、先生がピアノを弾いてくださったあと、視界が晴れていくと同時に段々と理解が深まっていきました。Daimon。自分の生きる方向が決まっていく衝撃的出来事。やりたいことは消えないですが、自分の言葉が一貫しないことを感じ始めています。論理療法という手法があり、論理的に整理していくカウンセリングの方法があることを何度も仰ってくださいましたが、自分で自分をコーチングすることを教えていただいていることとも通じ、紙に書き自分で自分の言葉を一貫させて生きていく方向をぶらさず生きる訓練が必要だと感じます。感じることを瞬間的に正確に言葉にできれば、問題は次々解決していけるはずですが、言葉にできないが故に悶々とした感情を募らせ、仕舞いには内なるエネルギーを無駄に浪費していることにも気づきます。やりたいことをつくっていくために最も有効に生きていきたいのですが、感情的になったり喧嘩をしているだけで、その時間を無駄に遅らせていることは愚かです。Daimonを知り、ある衝撃からスタートしていることは、なくなることはなく、展開し続けていくことをわかったので、自分の言葉がぶれずに、論理的に一貫していければ周りにはまる無駄も無くなっていけると感じます。

いだき講座カウンセリングコースの応用コースなのでということで、カウンセリングとは何かを整理してくださり、いだき講座の経験を愛の原理として改めてわかる経験となりました。カウンセラーの何もないという状態でクライアント自身が自分よりいないという環境が生まれ、主体性を取り戻していけること、また自身が余計なものを取っ払うことで、相手と一対一となったときに到達する一致した状態、それを愛と表現すること、それはまさにいだき講座で先生との関係の中で経験させていただいていることです。自分はカウンセラーではないですが、自分自身が余計なものをなくし相手と一致する生命としてあらゆる場面であれれば、生活に於いても、仕事に於いても、自分が求めてやまない、心から目指していきたい愛し合って生きていくことに到達していけると、道筋を感じ感動を覚えました。

このような状況だからこそ、人の役に立つこと、人の困っていることを解決できる仕事をつくっていくことにやる気を覚えます。

ありがとうございます。

 

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