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先生の一言


昨日の三鷹のコンサート第二部のいのりの演奏のさなかに想い起こしていたことがありました。もう何十年も前になりますが、先生に私が書いた詩を見ていただいたことがあります。自分でつけた詩の題名は、涙、Tear’sとつけたのですが、先生はその詩に、祈っている。とおっしゃいました。先生のその時の言葉の深さをよくわかっていないまま、涙というタイトルから、祈りというタイトルに変更しました。その詩は当時書いていた詩の総まとめでありました。一番最後に出来上がった詩でした。もう一つ、想い起こしていたことがありました。アンフィニの講座で、カウンセリング講座だったのか定かではないのですが、先生にやっとの思いで発言させていただいたことがありました。精神の源を辿る旅のイラン編がはじめて登場した時の衝撃があまりに凄く、当時の自分の状態とも重ね合わせてのことだったのですが、イランは自分と同じと感じたというような感想を言ったときに、先生は一体なんとおっしゃられるのかと、恐る恐るのことだったのですが、イランは私そのものですよとおっしゃったのです。あまりに以外なことで、他にも言っていただいたことはよく理解していないまま、先生のこの一言だけは時々想い返すことがあります。きちんとわかりたいのに、何故なのか、お聴きしないままでいたのです。この二つのことが想い起され、自分の源へと辿る道が第二部のいのりの演奏の中で現れていきました。子供のころ空の雲間からさす光に神を感じたことへと繋がり、自分の命のルーツが見えるように紐解かれていくとき、先生におっしゃっていただいた、祈っているという一言の深さをわかり、自分が生きていく源の力になっているのを感じます。自分のことをわかっていける喜びはしずかで深いことも感じます。

改めて昨日のコンサートの深さに感謝よりありません。

ありがとうございます。

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