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髪は女性の命



1部がはじまる前に友と話していたのは髪のことでした。キンパツをやめてずいぶん髪の毛が落ち着いてきたね、という話しです。髪と肌が強いので、両方とも普段からあまり丁寧に扱ってはいません。美容師からはいつも髪が真っ直ぐで強いから髪が薄くなる心配がなくていいと言われて来ました。髪は女性の命、と改めて1部のメッセージをお聴きしたとき、自分には今まで強い髪を命のように扱っては来なかったし、改めて女性という本質を考えるメッセージでした。
演奏からは大海原に長い黒髪の女性と赤子の揺蕩う姿が浮かびました。幸せの原点に触れたように感じるほど、とても大きな存在に感じました。私はわたしでいいだけ。という言葉が浮かびました。何になりたい、何かをやらなくてはいけない、ずっと自分はやる事のなかで生きて来たことを感じました。好きなことも何もかも取っ払ったら自分は自分であるだけ。そんな言葉に感じました。ぜんぶ外したとき、、ふいに一人一人の存在が際立ってみえはじめ、ここから生きてみようと、コンサートがもう1部をもって終わったように感じました。

2部は自分の守りばかりを意識してしまいました。どれほど自分のことを守るのか、頭の後ろ、後頭部に守るもの、意識の限界を感じています。それでもそこさえ壊れていくように怒涛の流れが流れ続けていきました。諦めず身体も頭も全身が巡りあるようにコンサートに参加させていただける恵み、好運に感謝いたします。
コンサート帰りにお会いした高麗さんのとびきりの笑顔と、ピカピカの靴に、又今日もコンサートがあることに喜びあえます。
三鷹、風のホールのピアノの威力は本当に凄いと昨日も感じました。

連続するコンサートを毎日ありがとうございます。

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