KEIKO KOMA Webサロン

風が吹く!


まず「自分の言葉をぶっ壊せ!」と、「死について」の冒頭でおっしゃったので、「表現することは大事」と調子に乗っていたわたしは、ほとんど死にそうになってしまった。(死んだ方が良かったのかも……。しかし、これは禁句だ。)「どんな良い経験をしても自分の言葉・解釈で捉えているので、また元に戻ってしまう。」――じゃあ、どんな言葉があるのか。ヴィトゲンシュタインのように「語り得ぬもの」は語れないのか。全否定の後に生まれてくる言葉とは何なのか。解釈ダメ、引用もだめ、文章がうまくても私小説ではダメ、じゃあ、なによと憤慨するはずが、体と心は喜んでいるのである! 軽くなったし、自由な風に吹かれているのだ。これまでのやり方では、どうにもならないことはわかっているのだから、古い意識も感覚も捨てても惜しくはないではないかと。
「おいしい」ということはどういうこと? そう解釈している頭は何か? こう反問されたら、もう降参するしかない。「経験をアウトプットして身に着けていく!」「解釈する間もなく、瞬間、そこにいる自分を幸せだと思う。」高麗恵子先生の講演を挟んで、、元気を取り戻す。
「われわれ日本人は、こういう状況の中で元気に生きていく知能を有している!」と応用講座で聴く。そして、➀まず不安から脱け出す。➁どんどんやって考える。③継続してやる。④今までとは違う成長をめざす。⑤自分の知能を信じて進む。と具体的に言って下さった。“明朝の不安”があるから、盆踊りがあるのだ、と柳田国男が言っていたが、それを言っててもなにも変わらない。素直に盆踊りを楽しんだ方がいいのだ。ありがとうございました。

 

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東京高麗屋にて
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すみれの花に