KEIKO KOMA Webサロン


府中の森でのコンサートに無事遅れることもなく参加でき、胸撫でおろしています。ギリギリ座席に座ることができ、思わず手を組み感謝を申し上げました。気持ちを落ち着かせながら、メッセージをお聴きしました。「存在を問わなければ分からない」とは、正に仰る通りです。目を閉じれば、小さな子供の頃の思い出の場面が、映画の一コマのように浮かんでは消えていきます。形になるもの、ならないものが浮かんでは消えた後、突然土色の原野が現れ、オレンジ色に染まる山々、大地が見えました。エチオピアでした。「人間は一人で生まれ、一人で死んでいく」と言葉が出て、その大きな営みの中にいながらにして分かりました。自分の中に何も無くなった時、演奏が終わりました。静寂な体感のまま、二部のメッセージをお聴きし驚きましたが、なるほどと分かっている自分にも驚きました。ピアノの音が、ボーン、ボーンと時を告げる大きな古時計のように聴こえます。歴史の時を告げる音と共に、やがてその時が遡っているのか、どこに向かっているのか、まるで分らなくなります。渦巻く時の道を通り抜ける世界。途中、「どうかこのまま、そっとそっと、無事に行かせてください。」と、ひたすら祈る思いで願いました。辿り着いた世界は、花の世界でした。京都の応用コースでお聴きした、花の世界です。皆さんと無事に辿り着けた喜びに満ち溢れます。アンコールでは、風が舞い、この身は軽く、何もない自由の舞を思いっきり舞っていました。外に出ると、同じ風が舞っており、駅まで歩く道が来た時とまるで違っていました。初日から、このような素晴らしい経験をさせて頂きまして、ありがとうございます。今日となりましたが、引き続き隙なく、向かわせて頂きます。

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六本木 高麗恵子ギャラリーにて
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渋谷区文化総合センター大和田さくらホールにて
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本日ビデオ講演会 スカイロケットセンターにて