KEIKO KOMA Webサロン

言霊


4/26日の京都からの講演会をKoma chでお聴きしています。日本語のオンについてお話しされているところで、(す)は、澄んでいくとお聴きし、思い出したことがあります。ずっと前のことですが、自分のなかの嘘にはっきりと気がついたとき、当時、電話の営業をアルバイトでしていました。渡されたマニュアルの文のなかに、どうしても毎回言わなければならない(す)の言葉のところに来ると、今までは何の問題もなくすらすら言えるのに(す)を言おうとすると、胸のうちが苦しくなり、発音するたびに胸のうちに悲しみを感じる風が吹くのでした。すは、自分の名前の最初のオンでもあります。もっとも苦手な言葉のこと、さらにわからないオンは、もっとも辛く苦しいときに、(す)が発音しずらかったあの時のことが蘇ります。言葉はいのちということを、すに限らず、もっとわかっていきたいです。

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ウラジオストク展示会場にて
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府中の森芸術劇場どりーむホールにて
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天生 第8弾