KEIKO KOMA Webサロン

言葉


東北センターにて、応用コース、ビデオ講演会に参加させていただき、ありがとうございました。

言葉のお話、初めて聞くことですが、とても納得がいきました。アメリカの大学に一年留学した時に、「自分が、自分が」とお互いに主張し合うことにほとほと疲れてしまい、日本では何も言わなくても何となくあうんの呼吸で物事は進むのに、いちいち言葉で分かり合うことの大変さを感じていました。S+V+Oの文型は目的がいつも明確で主語の目的のためにあることとは、目的にハマる時は物のようですし、主語がとても偉そうです。主張しないと生きていけない、しんどい国で留学中には大きく体調を崩しました。日本語は、共感の言語とお聞きして、心がとても和らぎました。ある夏の日に両親とお墓参りに行った時、父が「あれってそこやな。」と言うと「そうや」と母が答えて、あまりのことに吹き出してしまいました。何が通じているのか、いないのか、ただ珍しく楽しいドライブだったことは覚えています。昨日先生が「おなごぶり」をあげて、という津軽の言葉を教えて下さり、いい響きだなぁと感じました。強く美しい女性の豊かさ温かさを感じます。関西育ちの私には東北の言葉の響きは珍しくて、山形に初めて行った時にいっぺんに好きになり、山形では地元の人通しが話される言葉は意味はわからなくても面白くて、聞いているだけで楽しいのです。単語も違うので、一つ一つ覚えないと使えないのですが、これほど言葉が違うことに驚いて興味を持ちました。私は京都に行くと関西弁に戻り、無駄な言葉が極端に増えます。言わなくてもいいどうでもいいことを言い、肝心なことは「わかるやろ?」でお茶を濁す感じです。人がものを考える時、言葉の影響は大きいと、改めて感じます。高麗さんの表現される声や言葉は、スーッと入ってく時や未来が開く感じの時もあり、言葉で自分に変化を感じることがあります。英語にずいぶん影響を受けている自分の状態は、良く考えます。ありがとうございます。

KEIKO KOMA Webサロン
モスクワのコンサートホールにて
KEIKO KOMA Webサロン
新しい東京高麗屋スタッフです
KEIKO KOMA Webサロン
結工房にて 即興詩:スペシャル焙煎「ジェンダーフリー」