KEIKO KOMA Webサロン

自己を超越した存在


遅くなりましたが、8月10日、11日の府中の森芸術劇場でのコンサートをありがとうございました。

10日のコンサートでは、ある出来事にとらわれず、次の瞬間を迎え入れることができるような、切り替えのできる頭が必要と感じました。

翌日11日には、第1部では闘いが奥義であるとのメッセージに、日本古来から伝わる秘密に迫るようでワクワクとした気持ちとなりました。演奏が開始すると、闘いとは何かという問いに対して、仕事などの日常におけるひとつひとつが全て闘いであり、ものごとを上手く行うことが「闘いに勝つ」ことではないかと感じました。そして、日頃から勝てるようなことを自分はしているか、という問いについては、メッセージにもあった「運命」、すなわち自分の弱点の克服が必要と感じました。まず、自分はこれまで「勝つ闘い」ではなく、「負けない闘い」をやってきたのではないかと感じたのです。両者には雲泥の差があり、例えば、スポーツに「引き分け」があるように、日常の闘いにおいても、勝敗を決することなく曖昧にしていることが多いのではないかと感じました。また、メッセージにもありました通り、グズグズと物事を中々始められないことも少なくないと感じ、「初動」をたいせつにすべきと感じました。そして、勝つためには、部分的な能力ではなく、現状を把握するための情報や、体力、知識、判断などの総合的な力が必要と感じました。

第2部では、これまでにない感覚の鋭さを伴いながら演奏と一体となる中で、演奏の「妙技」を経験しました。開始から、ピアノと自分との距離が間近に感じられました。そして、自分の体の中にピアノの鍵盤があるかのように、一音一音が直接体の中で音が鳴り響き、どんなに速いテンポでも各音の違いがわかりました。音は、次々と瞬間、瞬間を奏で空間を駆け抜けていきました。その繊細な違いを「精密」と感じ、音で創り出される世界は豊かな「感性」によるものと感じました。さらに、背中から頭にかけて毛が逆立つような上昇する物凄いエネルギーに包まれると、魂が覚醒したハイな状態となり、普段からの自分の状態を超えていると感じました。とても心地の良いエネルギーと歓びに包まれ、演奏の妙技に感動し魅了されました。そのような妙技を前に、現在挑戦中の農業についても、決して頭で実践するものではないと感じました。

ありがとうございました。

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いだき京都事務所にて-2
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今日は御所南高麗屋が開いています
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三鷹市芸術文化センター風のホールにて