KEIKO KOMA Webサロン

睡魔


お茶室の完成、おめでとうございます。そして、いだき始まりの日の迎賓館コンサートに、お招き頂きましてありがとうございました。ここ最近ずっと帰宅が遅く、ビデオ講演会はかろうじて聞いていてもWeb Salonは見る事も書く事もできず、気にしながらもいつの間にか恐ろしい睡魔で気づくと居眠りする生活が続いていました。思えば退院してから入院前よりある意味過酷であります。私はこのまま明けても暮れても、同じ事を繰り返すのだろうか。これからを考えるだけで気が重くなる状況の中、高麗さんのビデオ講演会でのありのままズバリの言葉が、胸痛く居た堪れなくなりながらも、あまりにもそのままなので笑ってしまうものの、ではどうするのかと考える頭にもなれず睡魔に襲われる日々です。先週の「存在論」「死について」も張り切って参加したにも関わらず、途中から睡魔で空白の時間が多くノートも何が何だか分からず、今の自分がそのまま現れており情なくなります。生命が懸かっている先生と高麗さんに対し、中途半端な自分が問われると3月2日は京都に向かいました。変な表現になりますが、演奏途中で生命懸けピアノを弾いてくださっている先生の姿を拝見していたら、ここはいだきの聖なる場であり、今日はそのいだきの始まりの日であると、突然気づきハッとしました。忘れていた訳ではないのに、どこかボーッとしていて、何重にもビニールを被ったかのような鈍さを感じました。書類を見て業務を繰り返す毎日、時間感覚も麻痺し21時が19時位にしか思えない鈍さが蓄積して身体を酷使している事等が見えたら、ピアノの音がドーンと胸の中心に入ってきました。先生の死霊の話をお聞きしながら、思考停止で考える事のできない頭の重さが少し楽になりました。翌日はうつらうつらと様々な不思議な夢を見ながら眠りに落ちていて、気づくとまた眠っている自分が怖くなります。生命と一体化している死霊とは、一体どういうことなのか、きちんと分かりたい今です。

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東京高麗屋にて
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高麗ギャラリーカフェにて
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府中の森芸術劇場ウィーンホールにて