KEIKO KOMA Webサロン

現状を知り変わる


先生のお誕生日コンサートの翌日、迎賓館コンサートに参加させていただき、五日間の滞在を終えて東京に戻りました。家の近所まで来ると一気に力が抜けてしまい、気づかない内に力が入り緊張して過ごしていたことがわかりました。今朝もまだ力が抜けた感覚があります。今までの在り方では持続して力を出していけるような在り方ではないことがわかる機会になりありがたいです。家の近くまで来ると力が抜けるということも、意識の作用はすごいと感じます。
京都コンサートの後の高麗さんの書き込み、また翌日迎賓館コンサートでの先生のお話はしっかりわかり変わらないとこの先はないことを深く受け止めました。出会った私達の全体から外れた在り方がパイプオルガンの演奏中、椅子から落ちそうな程先生を苦しめるエネルギーであったことに驚き、教えていただく機会がなければ、豊かな経験をさせていただいたことしか認識できないところでした。
変わる気で賭けてきた6月で変わるどころか、落ちている人もと迎賓館でお聞きしてゾッとしました。先生は常に変わることに努め、今全体的に起こっていることをキャッチし演奏や講座を通して私達に経験をもって教えてくださっているのに、同じパターンの言葉を発し頑なに変わらないのは異常であることが見えてきました。今この瞬間も、いつも生命は変わっていることを、いつも今の言葉で表現していくことを身につけます。即興よりないんだと先生の生命を表す音は即興よりない演奏の理解が深まります。
久しぶりに迎賓館で聴かせていただくピアノは音の深みや厚みが外の会場のピアノとはまるで違いました。宇宙に繋がるとお聞きする館の聖なる空間は本当に素敵です。意識して内面に集中することなく、内面激しく動いていることがわかります。ノンペダルのドーンと内に響く感じと、ペダルを踏む時の空間の広がり感じる時の違いがわかり、前の迎賓館コンサートでお話くださった右手をクロスして演奏すると身体の左側が動くこともわかり、演奏の裏側を知ることが楽しいこの頃です。昨日はあるところから身体と空間の境なくなり広がっていきました。境がある状態は意識の枠の問題なんだろうかと、こういうことも一つ一つ理解していきたいです。
四日間連続コンサートを当たり前のようにされている先生ですが、一回一回どれ程のことか想像すらつかず、想像できなくても経験させていただき、いつも今の表現をしていくことに努めます。これが出来なければ、先生が見つけられた生き方を実現する自分の望みも成ることなく終わることがわかります。言葉で固定した時はそこで止まることが今はわかります。現状をわかり、変わることを目指し、進んでいけますこと、心よりありがとうございます。

KEIKO KOMA Webサロン
三鷹市公会堂光のホールにて
KEIKO KOMA Webサロン
レバノン大使公邸にて
KEIKO KOMA Webサロン
第2弾 モルモラ・ウォッシュド