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高麗さんがUPして下さった、高知のデイサービス高雅のマーブリングカーテンの美しさに驚きました。先生の音に包まれ、心模様のこの空間に座られて眺める時、お一人お一人どの様な生命の花を咲かすのでしょうか。
ふっと亡き父がデイサービスに通所することを、渋っていたことを思い出しました。毎日の入浴の介助が母の身体の大きな負担になり、精神的にも自由になる時間確保の為に、週二回決めたのです。軽い痴呆状態の父は、「家があるのになぜそんな所に行かなくてはいけないのか」と問い、渋りながら迎えの車に乗ったそうです。連絡帳には、大テーブルで皆んながトランプをしていても、いつも一人離れて庭を眺めていること、お風呂には決して入らないことが記載されていると母から聞き、父になぜかと聞いてみました。「あんな馬鹿でかいトランプなんかで、馬鹿らしくてやれるか。」「なぜ家に風呂があるのに、昼間からあそこで入る必要があるのか。」すべてが全うな返答です。父はどんな思いで一人、外を眺めていたのかと思うだけで涙が出ます。亡くなる数日前に突然、「食事の献立メニューを書いてあげようか」と言って父が書いた字を、母は後で施設から見せて貰ったそうです。それは元気だった頃の達筆な字で、父そのものだったとの話も蘇ります。もっと父と向かい合い話をしたかったと、涙が溢れます。死とは何かを考える日が続きます。

先生の器を拝見した瞬間、端正な佇まいの姿に見入りました。まるで自分の心の深奥を真っ直ぐ見つめられているようです。
希望の光溢れる場、新たなデイサービスが立ち上がりました事、嬉しく父の分まで感謝します。ありがとうございます。

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