KEIKO KOMA Webサロン

活かし、動く


高麗さん、高麗帝国の一員として勝負服を全身コーディネートして頂き、ありがとうございます。まるで初めから着ていたかのように馴染み、鏡に映る姿を見て笑いしか出ず全身が嬉しさに溢れます。今にも飛び出したい勢いでした。昨日の午後は歯医者の予約があり、終わってから行けるかなくらいの気持ちでいましたが、家を出る時に突然封筒に入れてあった有り金をバックに入れていました。結果、スカイロケットセンターでお支払いする時、その有り金と財布のお金で丁度お支払いができ驚きました。何も考えずに正にお金を引っ掴んできてよかったと、初めての事でしたが活きたお金の使い方ができたと汗をかきながら思いました。その後は、その姿のままスカイロケットセンターを飛び出し、チケット売りに向かいました。表参道で声をかけて学んだことは、私が声をかけているのですが、通じる方はコンサートのチラシを見つめて話します。お二人とも残念な結果でしたが、時間とお金が理由でした。ほんの数秒の中で気持ちが動いていたことに対し、どうすべきだったかと後で気づきました。ぐいっと踏み込めなかった自分の弱さでした。お二人とも伝えたことに対してお礼を言って下さったことが嬉しい分、悔しさが残る今です。渋谷に向かって雑踏を歩く中では、人を選び始めたことでウロウロと彷徨うだけとなりました。声をかけても最初から拒絶され、なるほどと分かる経験です。その後、地元に戻り買い物をしようと急ぐ中、電光掲示板を見上げる一人の若い男の子に目が留まりました。見上げる瞳にくぎ付けとなりながら通り過ぎ、途中引き返そうかと思ったにも関わらず、そのまま自分の買い物を優先する選択をしました。それなのに、あの瞳が気になって仕方なく慌てて戻りましたが、既に彼はいませんでした。なぜあの時、彼に声をかけなかったのかと悔やみます。出会いは瞬間なのだと分かった気でいて、自分の都合を優先した自分を思い知らされます。次は逃さないと肝に銘じ、この悔しさを活かします。

先日のウラジオストクの上映会では、街並みが映った瞬間に「忘れるな」との言葉が聞こえ、驚きから始まりました。コンサートでの先生の第一音は、当日も前回の上映会でもそうですが、先日は身体の中心を一本の光矢が真っ直ぐに貫き通す体感でした。「忘れるな」をそれから考えています。ウラジオストクのコンサートツアーは、申し込みしていながら最後までキャンセルしようかと悩みに悩んでいました。まるでいつでも逃げられる態勢をとるかのごとくです。10月の誕生日を機に大きく変わる時と、行くと決めた途端に体調を崩し今度は直前まで行けるかどうか危ぶまれたのです。そんな経緯があった忘れられないコンサートツアーでした。ウラジオストクでは、何もかも忘れられない経験をしたのだと改めて気づきます。自然が、人が、空間が、愛に満ちていました。この経験を活かし、表し伝えていく時と分かりました。何もかもが一つになる時です。活かして動きます。気づかせて頂き、ありがとうございます。

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階下に降り、お客様へご挨拶です。
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ヘルシンキに到着しました!
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東京「高麗屋」ランチ