KEIKO KOMA Webサロン

気づき


尊い経験の連続を心よりありがとうございます。
盛岡で高麗さんにお見立てして頂いたマーブリングのお洋服を来て街を歩いていると光に包まれ守られていることを感じとてもありがたく感じます。この度お見立てして頂いたお洋服もそうですが、以前高麗さんにお見立てして頂いたブラウスも袖がふわっと広がった可愛らしいデザインでその時もまた私がもつセルフイメージとはかけ離れたその可愛い過ぎる可愛らしさに戸惑ったことを思い出します。10代、20代前半に女の子たちが目覚め、追求するような女性の美しさを当時の私はただ嫌悪して遠目から見ていたと思います。女性として生まれたことが悔やまれてならない気持ちが渦巻き自分を美しく見せることや美しさを追求することに対して受け入れがたい気持ちでいっぱいでした。遅いと思いますがやっと自分の中にも女性であることを受け入れられる気持ちが芽生え始め、可愛らしい姿を見せることや美しいことを追求していく気持ちが生まれ始め不思議な気持ちです。盛岡のお見立て会場に足を運ばせていただいて本当によかったと感謝しています。そして京都コンサートで、私の女性であるこの身体はあるがまま美しいと受け容れて頂き始まったことに深く感謝いたします。

仙台電力ホールでのコンサートのメッセージからすでに深淵なる世界に引き込まれていく緊張感を感じました。音はどんどん深く私を引き込み、在るけれど見えない存在が在るのだと教えられているようでした。どの時空を生きているのか分からなくなります。意識では間違いなく現体制下の中である決められた時間内でコンサートを経験していると認識するのですが、一方ではいつどこに自分がいるのか分からない不思議な時空を経験しているのです。あらゆる時間があるとすれば、一挙に不可能を可能に変えてしまう時間の世界に存在しているようでした。ある瞬間、自分の目の前に自分を写す大きな鏡のような存在が立ち現れ、ドキッとすると共に背筋が伸びました。歪むことのないまあるい球体がそのまま写し出され、これが自分かと、驚き、同時に飛び出すことも引っ込むことも傍に逸れることもない最も中心をわかる経験をし、震えました。
第2部になると自分の過去の失敗が次々と意識に流れ、何を意味しているのかしばらくわからないままその意味を考えていました。同時に自分の生きる空間は互いに生命を大事にし合う優しい空間であることを感じていました。人とこのように繋がり分かり合い互いに活かしあい生きていけることを知り、このように生きていける人との関係を壊したくないと感じていました。そしてやっと最後になり、自分の欠点、外してはいけない大事なことに気がつくことができました。それは礼儀だと感じました。礼儀にかけるとき、この大事な人との関係を切ってしまうのだと感じました。
生命の光を取り戻し、心の穴が塞がれ満たされていき、しっかり生きる土台があるところまで導いてくださり、さらに自分の未熟なところは即気がつき即直して生きていくことを教えて下さり、感謝よりありません。自分がもつ自分のセルフイメージなど、全く無意味であると感じ、とうに崩壊しています。自分とはどういう人間であるのかを理解していけるチャンスに満ちているいだきがあることに心より感謝いたします。ありがとうございます。

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京都府立文化芸術会館ホールにて
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三鷹市芸術文化センターにて
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盛岡市民文化ホール小ホールにて