KEIKO KOMA Webサロン

東北の仲


盛岡東北センターでの二日間を有難うございます。何とも言えず愉しく、生きている歓びを感じる日々でした。高麗さんが沢山のお写真をアップしてくださり、前回と違う光がこの空間に満ちていることに気が付きました。三鷹高句麗伝説を共にしていたような空間の光です。
講演会では、高麗さんのお話しを聴きながら自分の思考や人生が整理されていくという聞く側の受け身ではない経験に感動し、始めて聞くように全ての情報を吸収したく夢中で聞かせていただきました。常に初めてお会いするような姿勢や禮を表せる方であり場であることに感謝します。
今回東北の地で、高麗さんの講演会にて今までの海外コンサートの事等をお聞きしていて、自分はタンザニアに行った時の本音が蘇りました。昔何度もリピートしていたタンザニアコンサートのDVDの大好きな音や現地の風が巻き起こるのです。ダイナミックな人生を胸いっぱいに抱き生きてきました。
海外展開のお話しが続く中、この場での語る会は最後かもしれないという気持ちが生まれ臨んだ今日です。経済の停滞と落ちるよりない日本のこれからを考えると、あらゆる枠組みや層で分けられて来た人間が入り混じり生まれる力にのみ希望が持てました。ただそれぞれ生きている層を越えるのではなく、表現され続けている大いなる働き満ちる場で人が出会え共に生きられることが既に始まっていて、今に必要です。今になり毎月東北に来ている動きが周りの人の喜びになって来たことを今回東北に出発する頃知りました。それぞれは気が狂いそうなごく普通の生活の現実でも、一縷の望みを抱いてくれていることをあらゆる場で感じました。
応用コースでの「あ い」の話はとても具体的で良く分かりました。一回聞いた位では分からない音の探求について、分かる体感であることが喜びです。禮を中心にしたとき、慣れきった姿や言われて行うレベルで「あ い」が分からないことは明らかでした。質の高いものを作る質の良い人間が良い関係で生きていくことが無くして日本も世界も無いと切羽詰まった時だと甚く分かるのです。
人間として豊かに真っ当になり行くほどに全ての民が幸せであったという高句麗を近く感じられる豊かさが東北にはあります。
8年間にこの地で気づくこと、確かになること、全てがその後の人生の支えとなっています。
有難うございます。

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NPO高麗 東北センターにて
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結工房にて
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仙台電力ホールにて