本当の愛

生命の源、40億年前に深海に誕生した生命、今日の今があるのは宇宙の奇跡なのでしょう。宇宙に生命がなければ地球は物体のままとは、考えた事もありませんでした。ピアノは深い海のさらに暗い深海まで、まるで素潜りのように潜っているかのようでした。そこに生命の源があったのでしょうか。そこから少しずつ海面へと上がる様が広がります。一部の最後のピアノの一音一音は、何を意味していたのでしょう。
第二部のメッセージ、一人で生きられる愛、をお聴きしてとてもタイムリーと感じました。誰かとの関係で愛は成立し、それ以外は愛はないとと思い、以前は一人なのにどうして愛が成立するでしょう、とはあまりの的を得た言葉に頷きました。その後のピアノはやさしく満たされます。一人の生命の中に愛が満ちてこそ関係の中で愛は成立し育まれることに、しがみつきの愛は愛ではないとわかります。以前から愛は広がり、二人の世界に閉じこもっていないとお聴きしました。スウェーデンボルグの本にもありましたが、この世で仲良く愛しあっていと思っていた夫婦が、死後の世界では何キロも離れても憎しみ合っていたとのくだりは今でも忘れられません。この世の世俗の愛と、本当の愛は違うのは今はよくわかります。本当の愛は、先日のメッセージにもあった頭痛をもなくなり元気になるのでしょう。1人から始まる愛、希望の言葉でした。
手拍子は愉しく、最初はバラバラと合わないのが、少しずつあっていく様を経験しています。手拍子で、人を愛すること、自分を愛することを学びます。
一日一日のコンサートで大きく変化をしている日々です。本日の三鷹コンサートもよろしくお願いします。ありがとうございます。