KEIKO KOMA Webサロン

月末に


前に先生がパンデミックも心配だとおっしゃっておられたが、その通りになったので、びっくりしている。つぎつぎと破滅的なことが起こり、世の中が悪い方向にしか進んでいかないように思え、不安と心配が尽きない。そして、自分自身も、いつも困難と苦労の中に在るようなので、ついついめげてしまいそうになる月末である。それでも、高麗先生の書き込み、「言葉」を読み、ずいぶん救われる思いがし、ペンを走らせ、人と語り合い、共に生きていけばいいのだという「芯」のようなものもはっきりしたので、元気で、「立春」を迎えられそうだ。有難うございます。

それにしても「他者」はわかりづらい。昨日入試のための打ち合わせ会議があり、2100人の受験生をどうさばいていくかの書類の確認をしていたら、隣席の同僚が、赤い顔をして「もうだめだ!しんどい。」と言い出す。かれは、みんなで一緒に受験を乗り切ろうというような集会には耐えられないのだという。書類を見ているだけで、「ゲシュタルト崩壊」が起きてしまい、まじめに会議するなんて、息が詰まりそうになるばかりだとか。「体制」的なこととが、「一般常識」とかにアレルギー反応が出るらしい。
同じように、「スケジュール」で行動したり、時間を守ったりできない高校生がいる。いくら言っても、「メモ」一つとれないし、ドタキャンの連続なのだ。頭は悪くなそうなのだが、基礎的なトレーニングなんてしないものだから、テストでは半分くらいしか点数が採れない。それでも早稲田を目指すという。教えている方が変になりそうだ。
やはり頭が悪いわけでもないが、感情が先行してしまって、とにかく明確な解決ばかりを求めて、イライラしているお母さんがいて、すぐにヒステリーを起こして、道でも家でも暴れまくる子どもがいる。ちょっと手の付けようもないのだが、なんとかサポートできないかと、頭を悩ませている。
ほかにも「ひきこもり」の人や、「変人」を自認している学生や、ノイローゼ気味の親子や、ちょっとそっと言葉を掛けたところで、分かち合ったところで、なかなかうまくことが進まない人たちばかりだ。とても私の力の及ぶところではないが、それでもともに歩んでいきたいと思っていて、ともあれわたしが、迷っても、困っても、諦めずに明るく肯定的な言葉を発し続けていくだけと決めている。

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