春

三鷹「風のホール」にてのコンサートをありがとうございました。ここ数日が人生の大きな節目となる予感があり、そんな時はいつも以上に事故などに気をつけて動くことが身についています。生命感覚を研ぎ澄まし、身体の感覚を置き去りにしないことで物事を速く行うこともでき、危険も回避できることを、いだき講座やボランティア活動の中で習得させていただいて参りましたことに深く感謝しています。


内面のメッセージからはじまったコンサートです。音に集中するとき、ここを内面というのであれば今までは内面と言わないと気づくところからはじまりました。真空のような状態で言葉は生まれません。ほんとうに生まれなくてこのまま第一部が終わってしまったらどうしようという焦りが一瞬顔を出しましたが、美しい音に身も心もあずけ、日常からこの世界で生きたいと切望していました。言葉は生まれました。涙もあふれて、本来の言葉はほんとうに聖なることであり、神ともにあるとわかりました。親や学校で習った言葉とは別物であるとは、さまざまな機会を通し学ばせていただいて参りましたが、この尊い経験を大切にし育てていきたい気持ちでいっぱいです。「愛が言葉のはじまり」と詠まれた高麗恵子さんの御声、御言葉が「高句麗伝説」での先生の音楽と共に胸の中に響く今朝です。

第二部は意識がテーマでした。もっともわかりたいことのひとつです。メッセージの内容を深く考え、問うていくかけがえのない時間です。いだき講座を受講させていただき、いつしか人の意識が身に刺さるようになり、いまだにこのダメージが最も大きいです。一方で、自分がそれをしてしまうことが恐怖にもなり「いのちやさしい」という状態を目指しています。果たして意識とは？を考え続けました。いのちやさしい在り方へ大きく近づける手がかりを得て、新しい意識と呼びたくなる精神の柱を体感しました。
今朝は、この世に溢れかえっている言葉や人間の有り様が滑稽に想えると同時に、この中でまったく新しくカッコよく美しく生きるとは、なんとおもしろいことであるかと、極めて幸運な人生に感謝となります。我が強く、とてもカッコ悪い有り様ですが変身可能な場に身を置かせていただいていますので夢と希望が益々膨らむばかりです。

高麗恵子さんの「詩」が心の糧となり希望ある未来にかけて生きてきました。人生の真の春が訪れる　その日を夢みて生きる裡には世界中の人々、あらゆる生命のことがあります。

本日も、よろしくお願い申し上げます。

ありがとうございます。