KEIKO KOMA Webサロン

新しい風


朝、目覚める前に見た夢は五女山らしき山が見え、根源的に男女の在り方を改善せずしては、人類は生き延びることはないと示される夢でした。最近、大ジェンダー講座を経験させていただき、「死について」「存在論」も多く経験させていただくようになり、人間とし生きることの全体が見えるようになり、生きる意味を深く考え、わかるようになりました。この世の男女関係は、全体を切断し、まわりのことも世界のことも見えないようにしてしまうと夢の中でも嘆いていました。心ここにあらずとなり、大変乱暴な表現をさせていただき、恐縮ですが、使い物にならない人間と化していきます。存在感がなくなり、真っ黒なので、居ても居ないような状態である人のことが夢に出てきていたのです。目覚めた時、「あ^あ」と嘆きの声を上げていました。次第に、貧血気味となり、血の気が引いていくようで具合が悪かったことをまた、嘆き。。。気づきました。昨日の「死について」の講演会の時、膜がとれてからは必死で先生のお話を聞こうとしました。気づけば先生がお話された内容は覚えがなく人にお話できないのに、目が覚めたように、大きな気づき、発見があり、かぶっていた分厚い殻を脱いだ体感でした。先生と生命ひとつであることを経験したのだと、今朝見た夢により教えられました。いつもはお話も対象化し聞いているので、人様に同じ言葉を使い説明することはできても、わかったことにはなっていないので、身についていないのだとも気づきました。勿論ずっとそうであった訳でも、ある訳でもなく、コンサートの時は対象化する意識でさえも吹き飛んでしまいますので、生命ひとつを経験し、身にもついています。「死について」は死が怖く、死んだこともないのでわからないという気持ちが正直なところでした。わかりたいと望みながらも、お話をお聞きすることが精一杯でした。昨日は死に際するとき、一人一人の在り方が浮き彫りとなりそのままあらわれるとお聞きしました。正に先生のお話をお聞きする時、死に際しているように、自分の在り方があらわれました。対象化し見、お話を聞いているのでどこまでも人事になっていくのです。自分を疎外し、生きていることさえも虚しくなり淋しくなってくるのです。そのまま受け止め、認めた時、抜け出したのです。分厚い殻を脱げたのです。生命ひとつで生きること、対象化する意識が介在する間がないほどに、「今」を生きることが答えでした。その場に居ることも答えです。先生がお話くださるその場に容れれば、自分の在り方が浮き彫りとなりあらわれ、変わっていけるのです。

今日の迎賓館コンサートでも最初の一音から地の底から珠々つなぎとなっている連なる存在が大きな音を立てるようにし動き出し、怒濤の如くに押し寄せてくる光景が見え、経験したことはありませんが、津波のようだと身を構えました。次第にそれこそ、渦のど真ん中に身を置くと、音を聞くということもなく、音と生命はひとつとなり、心地良い風が吹いているのです。私にはエロスの神があらわれ、風となり空間をつなぎ、全ての階層、世界がひとつに成っていくことが見えました。横軸に触れる生命は自由であり、何の境も限界もありませんので、無限なエネルギーが湧いてきます。心地良い風に吹かれ、心身浄められ、終わった時には今日も大きな覆いが解かれ、異次元に飛翔していました。

迎賓館は音と空間がひとつであり、ピアノが鳴っていると言うより、建物全体が鳴っている体感があります。音の中に抱かれ、自分の内にある真があらわれます。本当に特別な場であり、ここでより表現できないことがあるとわかるのです。迎賓館の表現が世界を変えるとは真であります。終演を迎え、ひとつの時代の膜が剥がれ落ち、新しい時代を迎えたような気持ちでした。外へ出ると、時代が変わったことを告げる風が吹いていました。夏から秋へと季節が変わるように、時代も変わり、新しい風が吹いています。

先生にご相談させていただき、パリの展示会場も予定も全て決めました。やっと具体的に考え、動き、準備できます。京都事務所での講演会では、生命ひとつで表現させていただき、心満ちました。全てが終わり、帰り際にパリ行きの準備、相談をしていたとき、京都に家を借りた時に吹いていた風が吹いていました。その風は14才の秋の風なのです。広い家を借りたので、夜にはコンサートチケット販売活動のミーテイングをよくしていました。人を招く予定で借りた家でした。いだきを始めた時に私の住んでいたアパートの一室で講座をさせていただいたように、京都に拠点もなかったので、自宅を拠点としたのです。家の近くにある食堂で皆で食事をする時、中学の修学旅行のようだと笑いながらとても愉しく過ごしたのです。その後、八坂に「高麗」を創り、御池高倉通りに京都事務所を創り、御所南に高麗屋を創り、比叡山に工房、迎賓館、お茶室を創りと展開しました。これからはじまる国創りの息吹を感じ、愉しくて比叡山の工房に戻り、作品を荷創りしていただきながらの工房ではたらくひと時の生命の躍動は、確実に未来が拓くことを予感しています。先生もやっと自分らしく生きていける時が来たと応用コースの時におっしゃっていました。生命の奥から喜びが湧き出ます。先生が先生らしく生きていける時代は私達一人一人も自分らしく生きていける時代です。全てに良しが本音ですと講演会にてお話させていただいていますが、いよいよもって全て良しの時代になるのです。今までは先生が人類の裏であり支え続けてくださったので私達も生きてこれましたが、先生が表にあらわる時、全ての生命が生きていけると大いなる希望を抱きます。

東アジアがひとつになる道を創りたい本音から京都に導かれ、拠点をたくさん創りました。実りの秋と共にある実りが生まれることを秋の風が伝えてくれています。本音で生き、世界の平和実現への道を歩み、道を創っていきます。ありがとうございます。

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こんばんは。
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衝撃の元旦
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高麗恵子社長室ランチにて