KEIKO KOMA Webサロン


コンサート前には、地に足がついていないようななんとも心もとない状態で、今日は何が起こるのでしょうか、と想像もつきませんが、考えました。メッセージは

第一部「愛の行方」

「最近、愛が行方不明になっているという懸念を感じます。もともと愛からスタートしなければ論外です。言葉で偽れるのも愛ですが、言葉で表現されることによってはきりとするのも愛です。はっきりしていても何か懸念を感じます。愛は他のこととおきかえることはできないのに、いつの間にか物や、金や社会的地位などにおきかわってしまいがちです。本来の愛は我々の潜在的な未だ顕れていない能力やパワーがあり、愛を表現した瞬間に自ずと方向性は決まります。目的、目標のもとのもとです。感動に打ち震えます。生命のもと、はたらきです」

愛が行方不明とは、なんともやりきれない人間社会であり人間の生きている状態です。メッセージの一言一言が現代社会の有様がそのままわかる表現であることに、人間の状態や社会の状況をよく自覚できます。愛を表現した瞬間に自ずと、方向性は決まりますとのお言葉は希望で抜け出す道と感じます。演奏をお聞きし、いつもとは違う反応となる自分の状態を考えました。開演前までは地に足がついていないような心もとさがあったのに、演奏中は、地に根ざし、そこから抜け出せない重さを感じたのです。先生の演奏は、私の生きている基盤から、地に根ざしているように基盤に根ざしている状態丸ごとを引き上げようと全身全霊で演奏してくださっていると感じる演奏でした。自分一人が一気に引きあげられるようないつもの経験とは違い、生きる基盤ごと引きあげようとしてくださる演奏に私はただただ頭を上げ、申し訳ない気持ちと演奏と完全に一体となり、なんとか上がっていきたい気持ちで祈るようでした。基盤はやっと動き出しました。基盤ごと飛躍し、引き上げられ、空飛ぶ円盤のようになりました。円盤は自由自在に飛び、動きます。一つの基盤だけで生きていることは身動きできなくなることを体でわかりました。私はいだきをさせていただいてきましたので、いだきという基盤は、生きる上で何より大切であり必要な基盤でありますので、身動きできなくなることはないのです。そのことを確認するように考えた時、身動きできなくなるような頭の枠があったことに気づきました。頭が自由になると空飛ぶ円盤のようになることを経験し、この動きは世界が一気に変わる動きと感じました。次には生命の裏側というか、奥側と言っていいのか、表面側ではない奥から、埋められ、隠されてきた愛が現れました。愛は川のように流れ始め、愛の大河となり、愛を押し込め、隠してきた壁が壊れ、生命の内は隅々まで愛の川が流れる音が聞こえます。生命と空間が一つとなり愛となりました。先生の演奏は悲しみを溶かし、全てが愛に変わる悲しみを帯びながらも愛の本質が現れる演奏に涙無くして聞けない演奏でした。

第2部は「人生に幸い」

余計なものを余計なものとして直ちにわかるのが我々人間です。何が幸いなのかも今や頭脳が覚醒してわかる時です。今までの頭脳の枠を一瞬でも外れた時、幸いであるということは一瞬でわかります、その一瞬を言葉にすると新たな人生がはじまるほどのことです。石の棺に光がさしようやく外に出られて幸いなるかな!!」

生命は愛に満ちていても頭は一つのことに囚われ、止まっていることが如実にわかる経験となりました。自分のことで精一杯である状態も目先のことで精一杯であることも愛を忘れています。頭の中に人智を超えた存在を感じた時、一つのことに囚われ、止まっている状態は神を忘れているということが見えるようにわかります。神を忘れ、愛を忘れ、愛は行方不明になるのかと一部のメッセージを思います。私が「愛の風」と呼ぶ、心臓の音が聞こえてくると心臓は愛に満ち、頭も愛に満ちました。今日は頭で愛を認識できました。これからは忘れることはありません。頭が一つのことに囚われていると、目の前で先生が全身全霊で演奏してくださっているのに、遠くで見ているような感覚となり、虚しくなります。演奏と一体である時、生きる力が生まれ愛に満ちます。頭が自由になると先生の演奏は大いなる存在のメッセージと聞こえ、愛より感じません。「石の棺に光がさし、ようやく外に出られて幸いなるかな」のメッセージの光景が見えました。ようやく外に出られる時、人間は人間となれると希望の光を見ました。コンサートの経験は今ある状態を突破します。コンサート前に突然、力が抜け、いつもと違う感覚に戸惑いました。一部は心が苦しかったのです。何かが引っかかり、抜けきれない苦しさを感じていました。最後はもう限界、と心の中で叫び、大いなる存在に委ねました。その時に基盤ごと動き始め、空飛ぶ円盤のようになったのです。今まで聴いたことのない音でした。音が回り、それもものすごいスピードで回り始め、円を描き続け、描かれた円が重なり、スピードはさらに早くなり、宇宙までも届く勢いとなるのです。爽快であり、この世の枠を超え、無限な世界で生きる自由を経験しました。心の苦しさは当然消えています。2部は頭が苦しいと叫んでいました。すると、頭に愛の音が飛び込み、愛を認識したのです。心と頭がつながり、愛に満ちました。愛がない時に苦しいのです。愛があれば自由に生きていけます。愛が生きる基盤となり、自由に空間を飛翔するように生きていくこれからです。ありがとうございます。

今日となりましたが、スカイロケットセンターでの講演会「いだきについて」の後、5時15分頃よりビデオ講演会をさせていただきます。ありがとうございます。

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高麗さんと行商CAR
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高麗恵子スカイロケットセンターにて
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