KEIKO KOMA Webサロン

愛の渦


盛岡に向かう矢先に、嬉しい連絡がありました。先生のお誕生日である弘前のコンサートで、友達になった彼女を介して知ったセレクトショップの素敵な女性からでした。あの日私たち三人は意気投合し、気づいたらお店でファッションショーを繰り広げていました。そして、友達と全身新しいファッションで、先生のコンサートに向かったのです。そのお店の彼女が、盛岡コンサートに縁あって参加されるとのこと。ふっと私も来るかと、連絡をくれたのでした。あれ以来、なかなか弘前にも行く機会がない中、数年振りに会場で嬉しい再会となりました。そして、美しいこぎん刺しの眼鏡ケースを見せてくれたのです。あまりにも美しいブルーの彩りに魅せられ、手放せなくなりました。作家さんの手作りである眼鏡ケースは、とてもお洒落で工夫されており、私はチケットケースにしたいと思いつき頂くことにしました。人の縁とは不思議なものです。彼女がふっと私に連絡をくれなかったら、ふっとそのこぎん刺しを見せてくれなかったら、何も起こらず終わったことでしょう。コンサート前から、嬉しい出会いでした。

誰にも公平に注がれる光。その光を受けながら、自分はどうするのかを問われていました。大きく真っ二つに分かれていく世界。ただ幸せと喜んでいる自己満足も、自己中心的と分かる第一部です。第二部は、何もかもが溶けていきました。自分が欲して、得ることができなかった、すべてのものが在りました。人間として生まれ、脈々と流れ、失ってはならぬもの。枯渇し、失われつつあるもの、愛です。自分の中で渦巻いていたものが浄化され、涙と共に流れます。すべてと一つになり、愛の渦となり、手拍子となり、響き渡る経験です。ありがとうございます。どう動きに変えるか、考えます。

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